うつ病九段―プロ棋士が将棋を失くした一年間

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うつ病九段―プロ棋士が将棋を失くした一年間

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163908939
  • NDC分類 796
  • Cコード C0095

出版社内容情報

藤井聡太ブームに沸く将棋界。そのウラで羽生世代の棋士が脳の病と闘っていた。その発症から回復までを大胆に綴った心揺さぶる手記。

「ふざけんな、ふざけんな、みんないい思いしやがって」



空前の藤井フィーバーに沸く将棋界、

突然の休場を余儀なくされた羽生世代の棋士。

うつ病回復末期の?患者?がリハビリを兼ねて綴った世にも珍しい手記





〈このたび、先崎学九段(47歳)が一身上の都合により

2017年9月1日?2018年3月31日まで休場することになりました。〉



2017年8月10日、日本将棋連盟のホームページにこんな告知が掲載されました。

折しも藤井聡太四段がデビュー29連勝を成し遂げたばかり。

空前の将棋ブームが到来していた最中に、羽生世代のひとりとして

将棋界を牽引してきた先崎学九段が突然の休場を発表したのです。



詳しい理由が説明されなかったため様々な憶測がかわされましたが、

先崎九段は実はうつ病とたたかっていたのです。

本書は、エッセイの書き手としても知られる著者が

自らの病の発症から回復までを綴る、心揺さぶられる手記です。







◎うつ病の頭には死のイメージが駆け巡るのだ。◎



「うつ病の朝の辛さは筆舌に尽くしがたい。

あなたが考えている最高にどんよりした気分の10倍と思っていいだろう。

まず、ベットから起きあがるのに最短でも10分はかかる。ひどい時には30分。その間、体全体が重く、だるく、頭の中は真っ暗である。

仕方がないのでソファに横になるが、もう眠ることはできない。ただじっと横になっているだけである。

頭の中には、人間が考える最も暗いこと、そう、死のイメージが駆け巡る。

私の場合、高い所から飛び降りるとか、電車に飛び込むなどのイメージがよく浮かんだ。

つまるところ、うつ病とは死にたがる病気であるという。まさにその通りであった」(本文より)

先崎 学[センザキ マナブ]
著・文・その他

内容説明

『ふざけんな、ふざけんな、みんないい思いしやがって』空前の藤井フィーバーに沸く将棋界、突然の休場を余儀なくされた羽生世代の棋士。うつ病回復末期の“患者”がリハビリを兼ねて綴った世にも珍しい手記。

著者等紹介

先崎学[センザキマナブ]
1970年、青森県生まれ。1981年、小学五年のときに米長邦雄永世棋聖門下で奨励会入会。1987年四段になりプロデビュー。1991年、第四〇回NHK杯戦で同い年の羽生善治(現竜王)を準決勝で破り棋戦初優勝。棋戦優勝二回。A級在位二期。2014年九段に。2017年7月にうつ病を発症し、慶応大学病院に入院。8月に日本将棋連盟を通して休場を発表した。そして一年の闘病を経て2018年6月、順位戦で復帰を果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

319
羽生善治と同い年。だが、羽生より1年早い小学五年で奨励会に入会、「早熟の天才」だった著者が、自らの「うつ病」体験を赤裸々に綴った。「がむしゃらに走ってきた」故に病につながったとも言う。うつ病は、「死にたがる病気」で、とにかく自分を責める→居場所がなくなり呼吸が浅くなる。私もその体験があった。電車が来ると飛び込もうとする、のではなく、吸い込まれそうになる。「苦しみから逃れるためでなく、脳からの信号のようなもので発作的に(自殺を)実行」。具体例が、実に迫ってきた。→ 続く  2019/03/31

修一郎

226
12月のNHKのドラマを観てこちらへ。先崎さん回復期にお兄さんの勧めでこれを執筆することにしたそう。治療中はメモも取ったことがなかったそうで,心が働かない時の記憶をたどり欝になった側からの状態をここまで詳細にたどって描けていることにえらく感心した。自殺衝動と自殺願望との違いとか頭の中のモヤモヤ状態などよく理解できた。さすが将棋界随一の文章家だ。お兄さんが精神科医で適確に判断してくれたことがとても大きい。「精神科医の仕事はとどのつまり,患者を自殺させないことだ。」とてもためになりました。2021/01/26

いつでも母さん

225
「ふざけんな、ふざけんな、みんないい思いしやがって」これはうつの方でなくても思う事はある。この本は棋士・先崎九段48才のうつ病1年間の闘病日記なのだ。うつ病は一人で治そうとするのは難しい。先崎さんは、妻や仲間や後輩達の協力もあって乗り越えられたのだと思う。ご本人の記だものその思いは時として、なかなかに重い。「弱くならずに」復帰してやると心に誓うあたり、私はぐっと来た。医師であるお兄さまの的確な助言も克服するのにかなりプラスになっていたと思う。そしてなにより『将棋』が先崎さんの支えだったのだと確信に至る。2018/08/29

おしゃべりメガネ

192
うつ病関連の書籍を何冊か読みましたが、下手なドクターが書いた内容なんか、全然比べモノにならないくらい、スッキリ?ハマる内容でした。とにかく筆者の実体験に基づいているので、共感するトコがたくさんあり、どんどん頁をめくってしまいました。読み進めていても、ココロを痛めるコトなく、「わかるなぁ〜」「そうそう!」となり、不思議と妙なスッキリ感を得られました。改めて、ここまでリアルに'うつ'をとらえた書籍もなかなかないんじゃないかなと。読むことで、マイナスなキモチではなく、どこか前向きになれるステキな内容でした。2018/09/08

Tanaka9999

162
プロ棋士が将棋がさせなくなる。体が鉛のようになる。生々しいうつ病の記録。うつ病の極悪期、回復期の苦しみの記録がすごく生々しい。勉強になったと思う。2018/08/27

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