出版社内容情報
衣装に凝りすぎてプラトンの顰蹙をかったアリストテレス、性格は悪かったハイデガー…現代日本を代表する哲学者によるエッセイ。
古代ギリシャから20世紀まで…哲学者たちの横顔
衣装に凝りすぎてプラトンの顰蹙をかったアリストテレス、性格は悪かったハイデガー…現代日本を代表する哲学者によるエッセイ。
第一回 エジプトを旅するプラトン
第二回 エンペドクレスのサンダル
第三回 ソクラテスの皮肉
第四回 忘恩の徒? アリストテレス
第五回 書物の運命 これもまた?
第六回 哲学史のなかのアレクサンドロス大王
第七回 アウグスティヌスをめぐる謎
第八回 プラトニズムとユダヤ思想
第九回 『薔薇の名前』遺聞
間奏 悠久の旅(一)
間奏 悠久の旅(二)
間奏 悠久の旅(三 補遺)
第十回 火焙りにされた最後の哲学者ジョルダノ・ブルーノ
第十一回 デカルトをめぐる女性たち
第十二回 私のカント体験記
第十三回 ライヴァルたち――シェリングとヘーゲル
第十四回 ある師弟――ショーペンハウアーとニーチェ
第十五回 哲学者と女性
第十六回 哲学者と心理学の縄張り争い
第十七回 ある交友――ハイデガーとヤスパース
第十八回 マッハを想う
第十九回 哲学の青春――ニザンとサルトル
第二十回 ダヴォスの対決――カッシーラーとハイデガー
第二十一回 ある訣別――ハイデガーとレーヴィット
内容説明
偉大な先達の道をたどる悠久の旅。古代ギリシャ哲学から20世紀現代思想まで、ハイデガー研究の第一人者であり、日本の哲学界に多大な功績を遺した著者が、代表的な哲学者の思想とエピソードを、自身の思索体験をふまえつつ名文で綴った、木田哲学の到達点。
目次
エジプトを旅するプラトン
エンペドクレスのサンダル
ソクラテスの皮肉
忘恩の徒?アリストテレス
書物の運命これもまた?
哲学史のなかのアレクサンドロス大王
アウグスティヌスをめぐる謎
プラトニズムとユダヤ思想
『薔薇の名前』遺聞
火焙りにされた最後の哲学者ジョルダノ・ブルーノ〔ほか〕
著者等紹介
木田元[キダゲン]
1928年生まれ。東北大学文学部卒業。同大学院特別研究生前期・後期課程修了。中央大学文学部教授を経て、同大学名誉教授。2014年8月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゲオルギオ・ハーン
金吾
風に吹かれて
エドバーグ
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