命の往復書簡―2011~2013 母のがん、心臓病を乗り越えて

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163763101
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

子供3人を芸術家に育てた千住文子。2年前にがんに冒され、末娘・真理子との往復書簡が始まった。生と死、芸術について語り合う。

母のがんをきっかけに母娘で交わした34通の手紙

子供3人を芸術家に育てた千住文子。2年前にがんに冒され、末娘・真理子との往復書簡が始まった。生と死、芸術について語り合う。

内容説明

千住家のルーツ、家族が流した涙、これまで知らなかったことの告白。芸術とは何か、生死とは何か―34通の手紙で、互いに深部に迫る。

目次

第1章 母のがん
第2章 ヴァイオリンとの出会い
第3章 師・江藤俊哉
第4章 三人の子供
第5章 芸術とは何か
第6章 女性としての生き方
第7章 生きる

著者等紹介

千住真理子[センジュマリコ]
ヴァイオリニスト。12歳でN響と共演しプロデビュー。15歳の時、日本音楽コンクールに最年少で優勝し、レウカディア賞受賞。1979年、パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞。85年、慶應義塾大学卒業。87年にロンドン、88年にローマ、99年NYでデビュー。93年文化庁「芸術作品賞」、94年村松賞、95年モービル音楽賞奨励賞受賞。2002年、ストラディヴァリウス「デュランティ」と運命的な出会いをする。国内外で演奏活動をしている

千住文子[センジュフミコ]
エッセイスト。教育評論家。明治製菓株式会社研究所薬品研究室研究員として抗生物質開発の研究に携わる。退職後、慶應義塾大学名誉教授、工学博士の千住鎮雄(2000年没)と結婚。日本画家の長男・博、作曲家の次男・明、ヴァイオリニストの長女・真理子を育てる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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るか

8
学校の課題用に読了。小説以外なので評価を除く。2015/04/26

ヨハネス

4
千住真理子さんとは同い年で、12歳デビューの時から見ているため、どうも客観的に見られず、とことん真面目な姿勢に息苦しささえ覚えます。やっぱり、読むだけで苦しくなりました。文子氏の文章も初めて読みましたが、真面目でもあり家族を笑わせたりもできる、尊敬できる方でした。三兄妹が85-86歳という高齢の母の命を諦めずに救おうとするのも仕方ないか。お父様の命を諦めてしまった後悔と合わせれば。表紙裏にある写真が、次男明氏とそっくりで吹き出しそうになりました。2016/04/26

morgen

2
高齢なのに手術?と思ったが、千住家の大黒柱を(本人が望んでいたのに)手術せずに亡くしたことを悔やんだ末の選択だったのですね。祖父母の死に際の話や祖父母のバイオリンへの憧れが真理子さんの代で花開いたのでは、というエピソードが印象に残った。ところで、演奏する上で強くイメージすることの重要性が書かれていましたが、今さらですか⁉︎2015/05/15

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