みぞれふる空―脊髄小脳変性症と家族の2000日

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163763002
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

働き盛りの新聞記者が、妻の難病と思春期の2人の娘に向き合った激動の日々を綴る。毎日新聞連載中から話題を呼んだ感動の手記。

内容説明

「あなたの病気に医療は何もできません」。44歳の妻が告げられた病気は、脊髄小脳変性症。小脳の委縮により歩行困難や言語障害を引き起こし、一般的に5年以内に歩けなくなり、いずれは死に至る。根本的な治療法は見つかっていない。妻の発症当時、47歳の夫(著者)は、不規則な毎日を送る新聞記者、しかも単身赴任中だった。自宅に戻り、仕事と両立させながら、介護と慣れない家事に取り組む日々が始まった。働き盛りの夫が、介護と思春期の二人の娘に向き合った魂の記録。

目次

はじめに 死ぬまで自分のスタイルは変えない―妻の直筆メッセージ
第1章 異変
第2章 私は石になる
第3章 急変
第4章 月よりの使者
第5章 再生

著者等紹介

米本浩二[ヨネモトコウジ]
1961年徳島県三好町(現・東みよし町)生まれ。県立池田高校卒業後、徳島県庁正職員を経て、1987年、早稲田大学教育学部卒業。在学中は「早稲田文学」学生スタッフとして編集に参加。同年、毎日新聞入社。熊本支局八代通信部、筑豊支局、東京本社学芸部副部長などを経て、現在西部本社福岡本部学芸部記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シスターがちょん

0
 もっと、細かく書かれているのかなと思ったが、ざっくりと介護者の目から家族でどう乗り切るのかという視点で書かれている。  几帳面な 性格の患者さんと、仕事をしながら介護と家事に追われる家族。 思春期の娘の協力を得ることは難しくと困難がいっぱい。  この感じだと、まとめ編が出そうな気がするが、どうかな?  読みたかった内容が、今回は読み取れなかったのでまた違う本を探さねばならないと思った。 2015/09/17

妖怪はらぺこー

0
たいへん。優しい夫。九州弁があたたかい 記録としては、あちこち飛んで掴みにくかった2013/09/08

ひろたけ

0
なにげに図書館で手に取った本。難病指定される人のなんと多いことか、 Tさんとちょっと重なり複雑、当事者が一番大変かな。2013/07/29

やまたのばば

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脊髄小脳変性症の真実を家族目線で描いたドキュメント。変に感動を押し付けるとか、涙をもらうとかではなく、比較的淡々と描いている。稀少難病だがら、家族として知りたい情報はネットでもなかなか手に入らない状況で貴重な生活の実態が理解できる。2021/04/03

takao

0
☆毎日新聞記者が綴る妻の病気のこと2018/09/25

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