オッス!食国 美味しいにっぽん

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オッス!食国 美味しいにっぽん

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041126103
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

発酵をめぐる旅を続ける著者が、その土地ごとの食のありかたを観察するなかで見えてきた、人々の暮らしや気候風土、死生観や政治経済。古代の日本人たちが感じていた食の世界にタイムスリップする1冊です。

内容説明

身近な食物がとこからきたのか―食いしん坊の百味巡礼記。海川山野の味を巡って発酵文化のスペシャリストが日本古来の食文化を「神饌」をキーワードに紐解く。

目次

序章 百味の飲食、海川山野の味なもの
第1章 米と麹―稲・神・菌のトライアングルマジック
第2章 塩と醤油―草食うま味レボリューション
第3章 味噌―愛憎渦巻くトレンディ味噌ドラマ
第4章 だし―海が運んだうま味の多様性
第5章 お茶と懐石―わびの茶が生んだ引き算のおもてなし
第6章 おすし―酸に魅せられ、山から海へ
第7章 粟・豆・麦・芋―正月が半年ずれる?ウラの食国へようこそ
第8章 獣と鯨―隠された食国、燃やされた海の神
終章 食国の再生、再出発は遠く離れた場所から

著者等紹介

小倉ヒラク[オグラヒラク]
発酵デザイナー。東京・下北沢「発酵デパートメント」オーナー。「見えない発酵菌たちのはたらきをデザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家や研究者たちと発酵・微生物をテーマとしたプロジェクトを展開。『Fermentation Tourism Hokuriku―発酵から辿る北陸、海の道』(金津創作の森)のキュレーターや、YBSラジオなどでパーソナリティを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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rosetta

28
大学の先輩のFBの投稿を読んで手にした(p129で言及されているまさに味の素グリーンベレーのご当人)。漫画の様な表紙とTwitterの様な口調で軽い本だと勘違いしそうだが中身はとても真面目。食国(おすくに)とは神の子孫としての天皇が食する国という意味で万葉の時代から使われていた。発酵という現象を化学的に、神社の神饌をキーワードに民俗学的に、日本の食の文化を掘り下げる。味噌・醤油といった調味料から出汁や茶、すしや肉食の歴史etcととても書ききれないほどの内容で詳しく知りたければ読んでもらうしかない2024/01/04

joyjoy

5
食国(おすくに)という言葉に出会うのは初めて。「万葉集が編まれた時代には「食国」は日本そのものを指す言葉だった」とある。食(お)すことは治(お)すこと。そうだったのか!  食材の起源や製法の話もどれも興味深く読んだが、終章もよかった。…「食国アンテナ」を持つ新世代の料理人たち、彼らは「不便」のなかに勝機を見出す。…自分で「選ぶ」のではなく、食材に、土地に自分が「選ばれる」。…「選ぶ」ことは、個性を目指すようでいて既成の正解をなぞり、「選ばれる」ことはサバイバルを目指すうちに結果的に個性を獲得する。…2024/02/23

おさと

5
ヒラクさんの著書は、とても興味深い。知ってることたちが違った角度からつながっていって、へー!!ってなる。2023/09/01

ますりん

2
発酵デザイナー小倉ヒラクさんの新著。やや力こぶの入った作品で、日本という国の食文化と、宗教や信仰、伝説などと絡めて掘り下げた内容。目からウロコその壱は精進料理の発展や海運ルートの開拓により塩はやがて醤油を生み、太平洋ルートの困難さと急に増加した需要は和歌山湯浅の発酵商人たちを千葉に向かわせるという一大叙事詩。目からウロコその弐は味噌がここまでローカライズされたのも、物流の問題が大きいと。なれずしの話も出てくるし、諏訪の御頭祭の話も出てくるし、最近の自分の興味のクロスポイントのツボを的確に突いててうれしい。2023/08/11

コバ

1
米や醤油、味噌など和食を支える食材について、歴史や民俗学の視点からその発展を解説してくれる。 軽快な語り口だがその内容は濃く、単なるグルメの本とは一線を画している。 参考文献も多数紹介されているので、もっと深掘りしてみたいと思った。2024/06/15

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