できることからはじめています

廣瀬 裕子【著】

文藝春秋（2008/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 111p／高さ 21cm
• 商品コード 9784163703602
• NDC分類 590
• Cコード C0095

内容説明

みんなの暮らしが教えてくれた、今日からできるエコライフ。

目次

海のそばで家族と暮らすこと。
食べ物もこどもも環境も、やっぱり自然がいい。
仕事を通じてつながること。暮らしのなかでできること。
共通のしあわせがあるから、つづけられる。
ゴミを出さないシンプラルライフ。
こども時代、祖母から学んだこと。
たのしく、おしゃれに、農業を。
「手仕事」を通して、つたえていきたいこと。
暮らしも仕事も責任を持って。
ひとりで、そして、みんなで。

著者等紹介

廣瀬裕子［ヒロセユウコ］
１９９５年から作家活動にはいり、単行本を中心に執筆。環境チーム「ｋｏｋｕａ　ｆａｃｔｏｒｙ」代表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[anne＠灯れ松明の火]

読友さんご紹介。先日、やはり読メで知った『ドロップ』の作者であり、タイトルに惹かれて。自然を大切に、環境に優しく、日々を丁寧に生きている10人（ご夫婦を含む）の方の生活を紹介。なかなかここまでの生活はできない気がする。でも、何か小さなことでもいいから、取り入れられたらいいかな。

2012/06/18

[pocco＠灯れ松明の火]

日々丁寧に：ふと手にして借りた本。(できること)とは、日々、自分なりに出来るエコ。地球に優しい生活。ここに掲載された方は皆、自然体。飾らなくて綺麗な暮らし。

2012/05/31

[ベーグルグル （感想、本登録のみ）]

色々な工夫をされている10人。「平澤まりこさん、暮らしのなかでできること」「かわしまよう子さん、ゴミを出さないシンプルライフ」が印象に残りました。最近海の漂流ゴミを間近に見たので、「ゴミ拾いも大事だが、ゴミを捨てないという意識が大切」に納得。当たり前の事だけど意識がない人もいる現実に愕然とします。地産地消、チラシのゴミ入れ、調べてファイリングなど、大々的でなくても子供たちのために私もちょっとしたエコをやっていきたいと思います。

2015/01/30

[ひよこまめ]

環境の為にそれぞれの方が暮らしの中で実践していることが綴られています。この中で自分が出来ることってなんだろう？エコバッグを持ち歩く、アクリルタワシを使う。これから寒くなってくるし、冷気対策はすぐに実践したいな。保存食も色々覚えて作ってみたい。できることから、でいいんですよね。この言葉で気持ちが楽になります。できることから、私も始めてみよう。

2014/10/19

[ちいさな図書館]

2008年の本だけれど、この時点でいろんなことをちゃんと考えている人たちはいて、雑誌で読んだりもしていたのに、意識していなくてすり抜けていたんだな…と。どこか、「自分とは違うすごい素敵な人たちのはなし」と思っていたかもしれない。物事はできるかできないかではなくて、やるかやらないかなんだなぁというのを実感。できるところから始めよう。

2014/09/21