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内容説明
クルマもお金もごみ処理場も自衛隊だって芸術だ!職人仕事のたくまざる美と奇想をもとめて、日本美術応援団が東奔西走。
目次
1 戦艦大和を観に行く(大和ミュージアム・海上自衛隊呉基地)
2 網走番外地の真実とは!?(博物館網走監獄・網走刑務所)
3 ごみ処理工場が芸術してます(大阪市環境局舞洲工場&舞洲ラッジセンター・広島市環境局施設部中工場)
4 交通博物館で職人技を応援(交通博物館)
5 警察と芸術のビミョーな関係(明治大学博物館刑事部門・警察博物館)
6 偉大なる中小企業の「作品」たち(コシナ・オリエント時計)
7 野球の国ニッポンの聖地を訪ねて(東京ドーム・野球体育博物館)
8 「お金」に「芸術」の深淵を見た(国立印刷局滝野川工場・お札と切手の博物館・貨幣博物館・日本銀行本店)
9 トヨタは応挙、マツダは光悦である(トヨタ博物館・マツダ本社工場)
著者等紹介
赤瀬川原平[アカセガワゲンペイ]
1937年、神奈川県横浜市生まれ。前衛芸術家にして芥川賞作家。路上観察学会長老
山下裕二[ヤマシタユウジ]
1958年、広島県呉市生まれ。明治学院大学教授。専門は室町時代の水墨画だが、広く日本美術全般にエールを送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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peline_s
4
元々工芸という実業化された芸術(逆?)みたいな分野って有るのでこの流れは割と分かる。網走刑務所、ゴミ処理工場、明大博物館、警察博物館辺りは死ぬまでに絶対見に行きたい。大和の時代遅れと芸術臭、ある種のシンボルという両者の見解にこの戦艦が未だに強い人気がある理由がわかった気がする。東博の法隆寺宝物館は印象的で凄く好きな建物で、その設計者の名前がごみ処理工場設計で出て来て驚く。こことマツダと大和が広島。警察博物館でみうらじゅんにばったり会うとかw2013/09/15
tama
2
図書館本 うわっと思う言葉があちこちに出てくる本。こっちに書いた⇒http://kumaneko.hamazo.tv/e4748932.html2013/08/30
日々珠
2
実用的なものこそ美しく。こういうの好きだな。
寺内町亭小天狗
1
『京都、オトナの修学旅行』『日本美術応援団 オトナの社会科見学』に続き、本書で三冊目の読破です。実業の博物館や工場見学めぐる旅の感想を語る。博物館網走監獄では、実に現実(リアル)再現されているそうな。またトヨタ博物館には、昔の自動車を動かすことができるように動態保存として整備されているようです。全国各地の実業美術館(博物館・工場)を見学して、そこで何かを学び取り愉しめるだろう。2014/06/05
かりかり
0
☆☆