内容説明
天龍源一郎、藤田和之、武藤敬司、蝶野正洋、小橋建太、CIMA、長州力、小川直也など45人のレスラーを徹底解剖。
目次
ノーブルな正統派美男子―大森隆男
安息を見せないダンディズム―天龍源一郎
この肌の美しさは何なんだ!―スペル・デルフィン
人間の可能性を見せつけた男―安田忠夫
古き良き昔の男が香る―斎藤彰俊
愛橋の陰に知性と殺気―永田裕志
女たちを解放した蜂蜜色の体―マグナムTOKYO
プロとしてあざやかな善玉―村上和成
野獣の体・少年の心・大人のまなざし―藤田和之
下卑たところがなく、涼やかな男―ケンドー・カシン〔ほか〕
著者等紹介
内館牧子[ウチダテマキコ]
秋田市で生まれ東京で育つ。武蔵野美術大学卒業後、三菱重工業に入社。13年半のOL生活を経て、1988年、脚本家としてデビュー。ドラマの他に小説、エッセイなど多方面で活躍している。ドラマ『ひらり』『毛利元就』『私の青空』、小説『義務と演技』『必要のない人』、エッセイ『朝ごはん食べた?』『愛しすぎたら愛は死ぬ』『きょうもいい塩梅』など作品多数。文化庁芸術作品賞、日本作詞大賞などを受賞。現在、女性初の横綱審議委員を務めている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
29
著者はあの人気脚本家。会場で見掛けたことがある。2001年~2002年ごろに「週刊プロレス」で連載していたエッセイ。いま読んでも「蝶野正洋=リチャード三世」と「新崎人生=高倉健」の説得力に脱帽。CIMAの歯並びをもぎたてのトウモロコシにたとえたのも忘れ難い。ところで本書に全連載が収録されていると勘違いしていた。最終回は三沢光晴だったはず。残りの分と書き下ろし数編(高橋ヒロム、エル・デスペラード、SANADA、拳王、青柳優馬を希望)を加えた完全版をぜひ文庫で出してほしい。プロレスにはこういう楽しみ方もある。2023/06/01
Chili
3
あっという間に読めた2018/10/18
たむらんちょ
2
プロレスをよく知らない人にも読んでほしい。個性的なレスラーを上手く表現している。2012/06/28
コホーー
1
まず、内館牧子さんがプロレス好きなことに驚き。また結構なマニア具合(^_^;)彼女からはプロレス愛を感じますね。2014/11/26
wkJohn
1
元新日本プロレスのブルーウルフの弟、朝青龍との抗争で知られる内館牧子女史による一冊。"チーム横審"時代は稀代のヒールとして悪名を轟かせていた内館女史だが、本書からは著者の鋭い観察眼、暖かなユーモア、深い教養、そして何よりプロレスへの尽きぬ愛情を感じる。2013/05/15
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