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出版社内容情報
激動する社会状況下、放送とネットの融合は新しい局面を迎えた。信頼される情報を提供する役割を担う放送メディアの課題を議論する。
長引くコロナ禍、戦争、あらゆる分野でのデジタル化など、社会は否応なく変革が求められている。放送メディアは、この状況下、強靭な事業継続性を確立するために模索を続ける。「放送を巡る制度と公共性」「報道・制作」「視聴者」「市場と事業」という4つの視座から、民放連研究所の客員研究員会メンバーらが研究成果をまとめた。
内容説明
世界が急速に不安定化し、あらゆる分野でのデジタル化が進むなか、否応ない変革が求められている。放送メディアが社会において今後も必要とされるために、その役割や課題を多角的な視座から模索する。
目次
第1部 放送を巡る制度と公共性(社会資本としての放送ネットワークとナショナルミニマムとしての地上放送;放送分野における個人情報の保護と視聴データの利活用に向けた制度の議論動向 ほか)
第2部 報道・制作(ローカル放送局のファクトチェック能力強化のために;ローカル局制作ドラマの可能性 ほか)
第3部 視聴者(コロナ禍におけるメディア情報と人びとの自発的行動;第49回衆院選における有権者のメディア利用から見えてくるテレビの選挙報道の課題 ほか)
4 市場と事業(続・媒体と媒体の競争;映像メディア市場の競争環境と公共放送 ほか)