内容説明
簡単なことがうまくいかない。難しいこともうまくいかない。考えれば考えるほど何もできなくなる。笑う哲学者、危機一髪！公私ともに問題山積の著者が贈るお笑いエッセイ集。
目次
問の章（文字が書けない；不得意な仕事 ほか）
題の章（日米関係のために；さくらももこ効果 ほか）
山の章（新入生のみなさんへ；中年女の去った後 ほか）
積の章（本はどこへ行った；計画倒れに終わる理由 ほか）
著者等紹介
土屋賢二［ツチヤケンジ］
１９４４年岡山県生まれ。お茶の水女子大学教授（哲学）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ちさと
40
気がつけば今年に入って10冊近く読んでいる土屋先生。たいていオンラインの古本屋さんで買うので、書店ではどのジャンルに分類されているのか実は知らない。。たま～に深遠な事を仰るんですけど、本書は哲学思想の棚にあるんでしょうか。。今回も土屋先生らしさに頬が緩み、かつカレーが食べたくなる１冊でした。2019/04/09
uD
21
相変わらず面白い。（決して面白くないものがないわけではない）面白さ（くだらなさ）に加え、なんと本書では、 土屋先生らしからぬ哲学的記述もあり、思わず感嘆の声をあげてしまいそうになった。「不幸なことに人間のすることはほとんど失敗に終わるが、失敗しても自分を納得させる方法は数多い」「失敗というものは狙った通りにならないことだが、幸いなことに人間は狙いがいつも適切なわけではない」なるほど、おちゃらけた一言が的を射ていてハッとさせられるのが著者の本の真骨頂なのか。カツカレーを食べよう！失敗が怖くて成功ができるか！2019/04/08
ぐるぐる244
6
初土屋先生。自筆イラストがいい味だしてる。2017/08/17
tae
6
これは、なかなか過激な土屋先生。書いてあることは、だいたいいつも同じよね。自虐的な所が、面白いんだけど・・・。ちょっと、食傷気味かな。今度はちょっと違った土屋先生を読みたい。2016/05/14
アルパカ
4
時々くすっと笑ってしまう。2019/11/15
