内容説明
声に出していってみよう!毎日が楽しくなることば。子どもの力を引き出すポジティブなことば。読み聞かせは3さい~、ひとり読みは6さい~
著者等紹介
コジョンウク[コジョンウク]
高廷旭。韓国を代表する児童文学作家。成均館大学国文科卒業。同大学院文学博士。1歳の頃、小児麻痺の後遺症で歩行不自由となる。『文化日報』新春文藝に応募した短編小説が入選し、作家デビュー。以来、障がいをテーマとした童話を多数発表して新たなジャンルを切り拓き、約340点・累計約450万部もの書籍を発行。年300回以上の講演を行うなど、さまざまな社会活動に取り組み、障がい者が差別を受けない世の中を作るために尽力している
リリア[リリア]
イラストレーター、絵本作家。アルゼンチン・ブエノスアイレス出身
藤田麗子[フジタレイコ]
ライター&翻訳家。福岡県福岡市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
144
進むのが怖くなるときがある。そんなときは周りが見えなくなるけど、きっと助けてくれる人がいる。その人は普段は目立たないのに、こういう時に支えてくれる。あれもこれも器用にやる人はいるけど、あなたが今できることをやっていれば花はひらく。誰にでも悩みはある。どんなに美しい花も渇くと萎れてしまう。自分だけじゃなくて、みんなの提案を受け入れてみると発見がある。やさしいことばを選んで話すって大事。あなたのその穏やかな雰囲気は伝わっていくのだから。読み終えるといろんな言葉が心から湧いてきて、自然とやさしさがあふれてくる。2025/04/29
ロイヤルミルクティ
3
勇気が出せる、人にも自分にも優しくなれる言葉がたくさん!手元に置いておきたい一冊。2025/06/19
たくさん
2
おとなになって知らず知らずのうちに心に溜まっている自らの経験と、 この本の言葉とを重ね合わせてみると、ああそうだ。経験したことだ、と気が付く。 もし私が子供でこれと同じような経験の最中にあったとしても、 作者のように上手に言語化できたかどうかもわからないし、同じ経験をして、 それでも大丈夫だよって、言ってくれる存在もそばにいるかもわからない。 #NetGalleyJP 2025/06/17
遠い日
2
子どもたちだけではなく大人もいっしょに読むといい。気持ちの平安の保ち方。そして、言うべきことは怒るのではなくて、しっかりと相手に伝えることの大切さがきちんと書かれていました。嫌なことやきついことばを投げつけられたりした時に、「わたしはこう思う」と伝えること。これはなかなか大人にもできません。もっときつく言われたらどうしよう?という保身が働くから。でも、わかりあうためには、自分がこう考えていると言うことをまず伝える。これがだいじ。ことばひとつで関係性が変わる。ことばの力を正しく知って、使いたいものです。2025/05/20