内容説明
気鋭の論客が、まだまだこの国に蔓延する「偽善系」を撃つ。
目次
第１章 「心神喪失」を廃止せよ
第２章 野放しにされてきた再犯
第３章 「日本人の死に方」考
第４章 辛口評論家の正体
第５章 「田中知事」誕生前夜
第６章 クソ本を読む
第７章 何でも買って野郎日誌
著者等紹介
日垣隆［ヒガキタカシ］
１９５８年、長野県生まれ。東北大学法学部卒業。書店員、トラック配送、販売員、編集者を経て８７年より作家－取材活動に入る。主な著書に『少年リンチ殺人』（講談社）、『〈検証〉大学の冒険』（岩波書店）、『敢闘言』（太田出版）、『「買ってはいけない」は嘘である』『偽善系 やつらはヘンだ！』（以上文芸春秋）、『情報系 これがニュースだ』（文春文庫）など。新聞・週刊誌・月刊誌への執筆のほか、テレビ番組の企画にも携わる。司会を務める「サイエンス サイトーク」（ＴＢＳラジオ）は、毎回第一線の科学者を招いての軽妙な対談番組。各月のテーマごとに『愛は科学で解けるのか』『ウソの科学 騙しの技術』『いのちを守る安全学』（いずれも新潮ＯＨ！文庫。以後続刊）としてまとめられている
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感想・レビュー
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マッピー
2
なんか胡散くさいと思える世の中の「当たり前」「多数派」の真実を検証してくれる。彼が資料として買って読む本の膨大なこと！手に入れられるだけの資料を読み込み、裏を取り、おかしいと思ったことは権力に屈することなく糾弾する。長野オリンピック招致の裏話から長野県の硬直したお役所体質、そして田中康夫知事までの流れは、東京オリンピックがまだバタバタしている現在読めたのは良かった。民主主義を守るために、反対派はひとりも赦すことはできないという長野県の論理はとても恐ろしいが、それは長野県だけの論理ではないのがまた怖い。2017/06/10
あーさー
0
舌鋒鋭い筆致が魅力の、日垣隆さんの論が満載の一冊。すべてに賛同するわけじゃないですが、面白いです。2023/07/09
tkm66
0
最近見ないな②2001/06/30
