出版社内容情報
ニューヨークを闊歩する過激な環境保護活動家たち。人間以外の生命に深い関心を寄せる彼らと行動を共にした、人工都市での大冒険
内容説明
エコロジーはアメリカン・ドリームを超えるか？ニューヨークを闊歩する過激な環境保護活動家たち。「人間以外」の生命に深い関心と共感をよせる彼らとともに行動し、思索するなかから生まれた体験的アメリカ文明論。
目次
１ 都市の熱帯雨林
２ 湿地帯のゆうべ
３ 夜を走る自転車の群れ
４ カメおじさん、コアラおじさん
５ おいしい空気は誰のもの？
６ アニマルライツ・ニューヨーク
７ 動物たちの楽園農場
８ ビバ！ヴェジタブル！
９ チンパンジーの育て方
１０ ニューヨーク・キャット・ライフ
１１ 庭をつくる、庭をまもる
１２ 世界をむすぶ川
１３ シンプルな生活
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メコノプシスホリデュラ
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アニマルライツ、ディープ・エコロジー思想などを奉じる過激な環境運動・動物保護団体に参加し共感と批判の両視点で考察した文章など、13のレポからなる書。ペット虐待禁止と家畜の屠殺が共存する社会矛盾や動物保護団体の人間を軽視した言動などに日ごろから違和感を感じていたが、著者の精緻で論理的な考察によって理解を深め整理することができた。じつはタイトルからNYの自然についての本と誤解し手に取ったのだが、思わぬ収穫だった。後半のNYの野良猫、コミュニティー・ガーデン、ハドソン河の汚染の話は本来の興味に沿って面白かった。2014/06/08
しゅったまん
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バランス感覚が非常にいい2011/08/03
