内容説明
「読書とは孤独な営みである。愛する著者と対話する時の苦しいまでの胸の高鳴り」――大学時代に読んだ本が、4年間で何と470冊! 猛烈に読破し丹念に綴り続けた読書ノートを初めて公開する。1960年代、青春の恋と友情と思索の日々に、誰もが感動する。「寸鉄刺人・辛口批評」の原点、ここにあり。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiro
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元旦ほぼ1日かけて読む。著者の個性というより、50年前の大学生はこんな本を読んでいたのかという素朴な感慨を持った。法学部生だから法学関係の本が多いのは当然として、マルクスや社会主義の本、丸山真男、むのたけじ、鶴見俊輔、久野収、清水幾太郎、小田実など、当時一世を風靡したオピニオンリーダーの著書が目白押し。川端康成や石坂洋次郎、江藤淳をも愛読しているのが意外だ。ベトナム戦争の最中で、反戦や平和、それに大学自治の学生運動の影響ももろに感じられる。自由や解放が輝きを持ち著者の切実な向学心に刺激される1冊。2017/01/01
あ
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これはいい2016/08/24
本を読む日々
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三浦綾子,山崎豊子なんかが入っていたのに好感が持てた。なんども読む本ではないかな。本当に個人的な走り書きを集めた本だった。でも、小田実に共感している青年の姿から時代が、雪国を何度も読む姿から若い率直さが透けて見えた2013/12/24
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