母親と日本人

母親と日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163393001
  • NDC分類 367.3

出版社内容情報

自分の妻に対していつまでも子供として安らいだ状態にありながら子供達に父親の顔をしてみせることはできない。日本男性の精神的自立を母親との対比で説く家族論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

となりびと

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『日本のおとこ達は母親離れできるか』という帯。 この帯だけ見ると、マザコンの分析や批評たけが展開されているようにも思えるが内容としては広く母子関係とか、エディプスコンプレックスであったり、父親の存在意義を問うていたりする。日本での家族は父権の強い封建的でそれが少しずつ崩れていっている印象であったが、1985年出版のこの本でもそのような記述があり、30数年経った今でも変わっていない驚きがあった。また、それらとは違って漱石の作品から家族関係を読み説く段落があって興味深く、漱石作品をより読んでみたくもなった。2018/09/09

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