内容説明
剣友の仇を討つため、卯之助と正五郎は海を渡って上海へ。海の向こうへと舞台を拡げ、事件帖もぐんとスケール・アップ。
著者等紹介
白石一郎［シライシイチロウ］
１９３１年、釜山に生まれる。早稲田大学卒業。１９８７年、「海狼伝」で第９７回直木賞を受賞。１９９２年、「戦鬼たちの海」で第５回柴田錬三郎賞を受賞。１９９９年、「奴涛のごとく」で第３３回吉川英治文学賞を受賞
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感想・レビュー
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ひ ろ
11
★★★☆☆ 白石一郎の遺作。幕末の横浜異人街が題材。末期ガンの苦しみの中で書き上げたそうだが、主人公 卯之助とおゆみ、そして二人の間に出来た子供の未来に思いを馳せてのエンディングが素晴らしく明るく爽やか。 ご冥福をお祈りします。2017/08/29
