内容説明
斑鳩の里の平和を守るため。廐戸皇太子(聖徳太子)に仕える調首子麻呂は、今日も事件を追って東奔西走。異色の古代史ロマン・ミステリ『斑鳩宮始末記』続篇。
著者等紹介
黒岩重吾[クロイワジュウゴ]
大正13(1924)年、大阪に生れる。同志社大学卒業後、さまざまな職業遍歴ののち、昭和35年『休日の断崖』で文壇に登場、『背徳のメス』で第四十四回直木賞を受賞。五十五年『天の川の太陽』で第十四回吉川英治文学賞を受賞。また『弓削道鏡』など一連の古代歴史ロマンで平成4年第四十回菊池寛賞受賞
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