内容説明
母は暗闇の中で何を見たのか―謎は互いに絡み合いながら、思いがけない展開をとげる。宿命とは何か最新長篇小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chikara
58
因果倶時、金剛不壊。自ら因を作り、良い果作る為、金剛不壊の気持ちで人生・運命・宿命に立ち向かう。三千人の自分を生きる。ほんの少しだけ理解出来たのかな。2015/06/19
のんのん
21
上巻で投げかけられた事柄は 徐々に解決されて行きました。主人公世良順哉の周りで起きた全てのことは思った以上に深くそれでも読了後の気持ちはそれほど重かったり辛かったりはしませんでした。2013/11/16
ゆめ
9
★★★2015/07/09
Hong Kong
6
順哉と母親が対面してから、母の語りにより順哉の生い立ちの謎が溶けてゆく。上巻の順哉の怪しい行動に対するもやもやも解消されて、話も面白くなってきたところで、最後にちょっと性描写がまた出てきて、なんかちょっとがっかり。でも、睡蓮と蓮の花の違いも学びました。睡蓮の花育ててみようかな?因果倶時、睡蓮、8歳からの母親の生い立ちと順哉の生い立ち、話はよくまとまっていて、面白かったです。2018/11/26
Rin
5
★★★2015/01/21