出版社内容情報
宗太郎の旧友で、唐人の商人徐敬徳が大山まいりに出かけて消息を絶った。奉納用の木刀の文字に事件の秘密が……。表題作ほか七篇
内容説明
亀戸村の宝船祭で幼児がさらわれた。時を同じくして「かわせみ」に逗留していた名主の嫁が失踪。事件の背後には二十年前の同様の子さらいが…。表題作など全八篇収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
椿
5
再読。御宿かわせみシリーズ第25作。文庫本を持ってたはずなのに見つからないので、図書館本。麻太郎が神林家に馴染んでいて和むなぁ。2015/05/20
depo
1
図書館リサイクル本。2022/03/10
kagetrasama-aoi(葵・橘)
1
第二十五作目。「宝船まつり」は東吾さんの子供好きの様子が遺憾なく発揮されて楽しく読みました。どうして麻太郎は連れてかなかったのかなぁと疑問に思いましたけど。「大力お石」でお石が初登場しました。これからどんな風に成長するか楽しみです(知ってますけど!)。結構残酷な事件が多くて……、もっとほのぼのしたお話が読みたいなぁ!兄妹のお話はまさか昼ドラめいた展開にならないよねぇ……と初読時本当に心配になったことが思い出されます。「長崎から来た女」で東吾さんが、「以前兄の舅の旗本(麻生さま)が幕府の用事で(続く)→2017/08/24
沼田のに
0
この巻はなんかさらわれたとか性悪なこどもの話が多いなと思った。なんか気になる事があったのかネタに苦しんだのか?6/102017/07/07
紅(mokomoon)
0
宋君を助けてくれた徐大夫が残念 仁村が行方知らずだったのが危うかったけど無事に御用となり安心したよ お石ちゃん頑張ったなぁ(*^□^*)