火の壁

火の壁

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163162300
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

五度火災に見舞われた男の調査に乗り出す相沢。調査にあたった先輩は行方不明に。現役トップ保険調査員が描く新機軸ミステリー

内容説明

その男は五度の火災に見舞われた…。現役の保険調査員が描く異色ミステリー。第13回サントリーミステリー大賞読者賞受賞作。保険調査員の相沢志郎は、十年の間に五度火災に見舞われ、そのたびに保険金を手にしてきた礼つき男の調査に乗り出す。前回の調査に携わった先輩調査員は失踪していた。保険金狙いの放火は、証拠となる仕掛けが燃えてしまうという点で、物的証拠に重点を置く今の裁判制度の盲点を突く、憎むべき犯罪である。警察も手を出しあぐねている男をどうやっておとすのか…。緻密な描写で保険業界の実態を描くインシュアランス・ミステリーの傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GaGa

40
何とも現代的なストーリー。しかし、5回も火災保険を受けられるとは正直、常識的には無理だろう。だいたい3回ぐらいでブラックリストにのり、徹底した調査が行われるのではないか?警察も動き出すだろうし。と、疑問を持ちつつも、デビュー作としてはまずまず評価できる内容。2012/03/24

なみお★三行感想★

1
【星3.5★★★】ストーリーは中々面白かったです。ただ会話文が固すぎて読みづらかったです。あの時代でも「〜したのだ」はあんまり使われてないような・・・。2012/07/10

おそのさん

1
火災保険金で稼ぐうちに感覚が麻痺した男?保険会社の調査員が事実を追及する。死んだ尊敬する先輩がグルになっていた。文章がかちかちに硬くて読みづらい2011/10/29

mitya

0
10年の間に5度も火災に見舞われた男について、保険調査員が調査をする物語。本当にここまで調べるのだろうか。ミステリーということで、最後は意外な展開だった。2015/08/10

ゴルフが好き

0
犯人(?)の視点にたってみると、いかに保険会社がずる賢く、そして保険会社からみると警察がなまぬるく動かない存在であるかがわかる(一般論どおりだが)。裁判シーンは、少し劇場チックなのだが、ちょっと違うような気もした。最後は、お決まりのようなバタバタ観もちょっと・・・って感じだったかな。うん。2012/12/09

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