ラピスの心臓 〈１〉

羽二重銀太郎/路那

文藝春秋（2024/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 192p／高さ 19cm
• 商品コード 9784160901728
• NDC分類 726.1
• Cコード C0079

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ひぬ]

原作未読。灰色の森＜深界＞で覆われた世界。外の世界を見るために旅に出る青年・シュオウは金を稼ぐために王国軍の従士の試験に参加することになりますが…導入部分はよくいった形ですが、中盤、森に潜り始めた辺りから面白くなりました。手の甲に埋められている「輝石」によって階級が定められたり、深界のおどろおどろしさだったり、独自の世界観ってやっぱり好きです。まだもちろん謎だらけ、主人公の力もあまり明かされていませんが、これは先が気になります。書き下ろし小説も良かったです。

2024/08/07

[隠居]

【電子書籍】原作未読。表紙買い。 「狂鬼」と呼ばれる人喰いの怪物が跋扈する深界で暮らしていたシュオウ。世界を見る為に人里に降りてきたが、深界での試験に参加することになって……。 まだまだ物語の序盤といったところで、何となく世界観を掴んだかなレベル。 個人的には左手の甲の輝石を何故皆晒したままなのか疑問に思う。保護ぐらいしないの……？ おまけの短編小説が一番気に入った。

2025/05/10