前期昭和人の日記 - 戦中生まれ一都政人の半生と未来の日本への提言

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784160088528
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

住込み店員・ダンプの運転手から夜間大学を出て、鈴木・青島・石原都政を要職として補佐、再就職先でも果敢に改革に挑んだ歩みを記す

「3、40年先の日本で、孫世代は幸せに暮らせるだろうか」
住込み店員・ダンプの運転手から夜間大学を出て、鈴木・青島・石原知事を都庁要職として補佐、再就職先でも果敢に経営改革に挑んだ歩みと、わが国の危うい将来像を鋭く呈示

昭和という激動の時代は、およそ二十年区切りで前期、中期そして後期の三期に分けて見ると、理解しやすいということである。……前期昭和人(元年から二十年生まれ)は、富国強兵を国策とした戦中(日中戦争・太平洋戦争)に生まれ、飢えや貧しさに耐え、終戦後は、アメリカ流民主主義にとまどいながらも、つねに前向きに、日本の復興から高度経済成長を最前線で支えてきた人たち。(「はじめに」)

「私たち前期昭和人は、子供らに飯を食わすために、文字通り必死に働き詰めの、親の背中を見て育ってきた。そのためか、貧乏を怨んだり、自分の思いが通らないことで、それを親や社会のせいにすることはなかったと思う」
――現代日本を築き上げた前期昭和人の著者が、豊富な経験を基に指摘する未来への危機意識。