新☆ハヤカワ・SF・シリーズ<br> メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行〈2〉ブダペスト篇

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新☆ハヤカワ・SF・シリーズ
メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行〈2〉ブダペスト篇

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  • サイズ 新書判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784153350595
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

出版社内容情報

囚われの令嬢ルシンダ・ヴァン・ヘルシングを助け出すため、ウィーンヘとわたったメアリ・ジキルら"モンスター娘"たち。だがまたも彼女たちの前に"錬金術師教会"に属するマッド・サイエンティストたちが立ちはだかり……!? 三部作の第二部、堂々の完結篇

内容説明

父親ヴァン・ヘルシング教授によって囚われの身となった令嬢ルシンダから助けてほしいという手紙を受け取り、ウィーンまでやってきたメアリ・ジキルら“アテナ・クラブ”の令嬢たち。みごとルシンダを救出したものの、メアリの父親であるマッド・サイエンティストのジキル博士により、いわくありげなシュタイアーマルクの古城に囚われてしまう。“錬金術師協会”に属するジキルやヴァン・ヘルシングには、ルシンダを使って是が非でも実現したい野望があったのだ…メアリたちは脱出し、父親たちの野望を打ち砕くことができるのか。ヨーロッパ大陸での大冒険を描く、シリーズ三部作の第二部堂々の完結篇。

著者等紹介

ゴス,シオドラ[ゴス,シオドラ] [Goss,Theodora]
1968年、ハンガリー、ブダペスト生まれ。2002年に短篇“The Rose in Twelve Petals”でデビュー。2008年には世界幻想文学大賞を受賞。“アテナ・クラブ”シリーズ第一作『メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち』(早川書房刊)で2018年にローカス賞第一長篇部門を受賞した

原島文世[ハラシマフミヨ]
早稲田大学第一文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がらくたどん

67
少しでも人を強く長く生かしたい!新薬開発・治療技術革新は「立派な」大義。そこにお金と権力の欲求が注入されて治験=強制的人体実験への傾斜を強める錬金術師協会の内部抗争に「吸血感染症」サバイバーの支援を受けた我らが怪物淑女チームが果敢に挑むブダ編は大乱闘スペクタクル♪ただし、今回の「実行犯ボス」も所詮はネジが緩んだ研究オタクの勘違いパパなので微妙にしょぼい。こんな単細胞のしょぼいオジサンのせいで生涯消えない能力と言う名のトラウマを背負わされたのかと嘆息を胸に秘めて豪華ディナーで盛り上がる「娘舐めんな」の小団円2023/07/07

猿吉君

64
モンスター娘3部作2作目のパート2、騒動が大きくなっていろんな人が登場、面白さもアップ。①物語がスピードアップして良くなってきてます。②主人公メアリの謎はあるようですがまだまだ引っ張るみたい。③ホームズ&ワトソン全く出番なし、恐らく3作目で大活躍か。④仲間が増えてきて完全にアベンジャーズ状態、一人一人活躍させるのが大変(笑)点数80/100→作者のスキルアップなのかどこからか言われたのか物語の展開が早くなって面白い、そして3作目の敵は推理小説界最大のヴィランのアノ人、頼むからハヤカワカットしないで欲しい!2023/05/23

syaori

62
舞台をブダペストに移した本巻でも、協会の会長の席を巡るヴァン・ヘルシングと現会長の対決など波乱万丈。その過程で父や恋人など過去の因縁が絡んできたりとヒロインたちにも波乱がありますが、意志や理性や良識に沿って「なんとかうまく対処」してゆく彼女たちは魅力的で、こちらも元気づけられます。また本巻でも、ポリドリの『吸血鬼』ルスヴン卿や『放浪者メルモス』の名が出てきたり、協会の会長が『洞窟の女王』だったりと19世紀ゴシック・ホラーの登場人物が登場するのも楽しみ所。ホームズの宿敵の”あの人”の名前が出てきて次巻へ。2024/04/16

たま

59
吸血鬼伝説に疎くヴァン・ヘルシングが何者か良く考えずに読み、突然吸血鬼オンパレードになって驚いた。ハンガリーの廃墟の城、美しい城館、ドナウ河、ブダペスト市内の館など東欧情緒たっぷり。当初の怪物淑女だけでなく宝塚男役のような伯爵はじめどんどん〈怪物〉が増え、一見普通でも超能力があったり、死んだと思われても生き返ったり、混沌。〈錬金術師協会〉なのに古代エジプトは出てくるがパラケルススは出て来ないのはなぜ?この調子で行けば長大なシリーズになりそうだが、とりあえず三部作で完結らしい。第三部の翻訳お待ちしてます。2023/09/01

sin

55
あの有名なブラム・ストーカーの作品を裏側から捉えて実はヴァン・ヘルシング教授が妻と実の娘を錬金術(ここは科学と云わず敢えて錬金術)の実験に被験者としていた設定や、タイトル主人公であるジキルの娘さえ理性の人格を実現させる被験者であったりと登場する研究者たる父親たちは揃って人非人であることは言うを俟たない。メアリたち一行は無事ヘルシングの娘を救いだし教授の悪行に終止符を打ち、帯には堂々と“堂々のフィナーレ!”と謳いあげておられますが、どっこい、疑いようもなく3部に続く思わせ振りな終わらせ方にヤキモキである。2023/03/11

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