出版社内容情報
近未来アメリカ、地球温暖化による慢性的な水不足が続く中、富裕層と貧困層の対立が激化していた。水資源の未来に警鐘を鳴らす注目作
近未来アメリカ、地球温暖化による慢性的な水不足が続くなか、コロラド川の水利権をめぐって西部諸州の対立が激化していた……。『ねじまき少女』の著者が水資源の未来を迫真の筆致で描く話題作
内容説明
近未来アメリカ、地球温暖化による慢性的な水不足が続くなか、巨大な環境完全都市に閉じこもる一部の富裕層が、命に直結する水供給をコントロールし、人々の生活をも支配していた。米西部では最後のライフラインとなったコロラド川の水利権をめぐって、ネバダ、アリゾナ、カリフォルニアといった諸州の対立が激化、一触即発の状態にあった。敏腕水工作員(ウォーターナイフ)のアンヘルは、ラスベガスの有力者であるケースの命を受け、水利権をめぐる闇へと足を踏み入れていく…。『ねじまき少女』で化石燃料の枯渇した世界を描いた作者が、水資質の未来を迫真の筆致で描く傑作。
著者等紹介
バチガルピ,パオロ[バチガルピ,パオロ] [Bacigalupi,Paolo]
1972年、米国コロラド州生まれ。オバーリン大学で東アジア学を専攻。在学中に中国に渡航し、その後数年間を暮らした。2009年に刊行された第一長篇『ねじまき少女』は、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞など、主要SF賞を独占するという快挙を成し挙げた
中原尚哉[ナカハラナオヤ]
1964年生。1987年東京都立大学人文学部英米文学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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