新☆ハヤカワ・SF・シリーズ<br> 夢幻諸島から

個数:
電子版価格
¥1,870
  • 電書あり

新☆ハヤカワ・SF・シリーズ
夢幻諸島から

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月17日 04時29分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 442p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784153350113
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

出版社内容情報

〈英国SF協会賞/ジョン・W・キャンベル記念賞受賞〉死と狂気に彩られた無数の島々〈夢幻諸島〉には、それぞれに美しくも儚い物語がある……。語り/騙りの達人プリーストが紡ぐ眩惑の連作集

内容説明

時間勾配によって生じる歪みが原因で、精緻な地図の作成が不可能なこの世界は、軍事的交戦状態にある諸国で構成されている「北大陸」と、その主戦場となっている「南大陸」、およびその間のミッドウェー海に点在する島々「夢幻諸島」から成っている。最凶最悪の昆虫スライムの発見譚、パントマイマー殺人事件、謎の天才画家の物語…。死と狂気に彩られた「夢幻諸島」の島々には、それぞれに美しくも儚い物語があった。語り/騙りの達人プリーストが年来のテーマとしてきた「夢幻諸島」ものの集大成的連作集。英国SF協会賞/ジョン・W・キャンベル記念賞受賞作。

著者等紹介

プリースト,クリストファー[プリースト,クリストファー] [Priest,Christopher]
1943年イングランド生まれ。1995年に刊行した『奇術師』は世界幻想文学大賞を受賞、クリストファー・ノーラン監督の手によりハリウッドで映画化された(映画化名「プレステージ」)。2002年に発表された『双生児』は英国SF協会賞とクラーク賞を受賞した(以上、早川書房刊)。『夢幻諸島から』で英国SF協会賞、ジョン・W・キャンベル記念賞受賞。名実ともに現代の英国SF/ファンタジイ界を代表する作家である

古沢嘉通[フルサワヨシミチ]
1958年生。1982年大阪外国語大学デンマーク語科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

67
一見は一つの仮想の島を巡る観光ガイドブック。しかし、無関係に思えた島での事象や事件が実は織り連なって限られた関係者たちへと収斂していったかのような構成に目を見張ることになります。そして重ねられ、織り成された構成に見えるのは奇妙で芳醇な島の実態でもあり、人々の連ねてきた人生の軌跡でもあったという仕掛けに目を見張るしかありません。特に一人のパントマイマーの死の事実や証言と彼の事件を著した作家達や関係者による語りはまさに『藪の中』のよう。2014/02/10

sin

51
旅に挑んで元の島に戻れる保証のない島世界の旅行案内?その世界を網羅する地図も作れず呼び名すら重複する掴みどころがない多くの矛盾を孕んだ設定だが作中で幾度も言及される人物が死後この本の序文に登場することを筆頭とする時系列の混乱の意図をどう解釈するか?一昔前なら○○年代記と題されるような構成が独特な世界を形づくっているがときに表れる“インターネット”や“オンライン”“eメール”といったテクノロジーにこの作品の世界を構成する雰囲気にふさわしくない違和感を覚えた。2015/07/04

GaGa

36
これは、かなり好みが分かれる作品だと思う。大枠で一致するとしててもほとんどが単独の短編小説。正直、私は楽しむことができなかった。この作品が「言語都市」と争うレベルかというと首を傾げたくなる。まあ、それだけSFという文学は人それぞれで取り方が違うということか2014/03/14

アーチャー

31
行ってはみたいけど、ひとたび行けばもう戻って来られないような島々のことを魅力的に書かれた連作集で、個人的には〈シフ〉で書かれた”最後の瞬間の解像度の粗いビデオ”というのが変に怖くて印象に残りましたね。無理は承知で書きますが、巻頭や巻末に島の想像図を掲載してほしかったな~。2016/03/20

かわうそ

31
解説には最初の数十ページはとっつきにくいと書いてあるけど個人的には全くそんなことはなく冒頭から一気に世界に惹き込まれて終始楽しく読み切った。少しずつ情報が明らかになって世界の姿が見えてくるワクワク感は最高。これは傑作!2013/08/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7127692
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。