出版社内容情報
第三次大戦後、汚染された地球では動物の所有が地位の象徴となっていた。人工の電気羊しか飼えないリックは、〈奴隷〉アンドロイドの首にかけられた賞金を狙い、決死の狩りを始める――『ブレードランナー』原作の伝説的SFが豪華特典付属の函入り本として登場
【目次】
内容説明
「人間」の本質を問う伝説的傑作。映画化名「ブレードランナー」原作。封入特典、電気羊&PKDステッカー。
著者等紹介
ディック,フィリップ・K.[ディック,フィリップK.] [Dick,Philip Kindred]
1928年、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身。作家。短篇「ウーブ身重く横たわる」(『アジャストメント』所収)が《プラネット・ストーリーズ》1952年7月号に掲載されデビュー。以後、SFを中心に作品を発表し続け、1963年『高い城の男』のヒューゴー賞受賞によりその地位を確固たるものとした。1968年に発表された本作は、映画『ブレードランナー』の原作としても知られる代表作のひとつである。1975年『流れよ我が涙、と警官は言った』でジョン・W・キャンベル記念賞を、1978年『スキャナー・ダークリー』で英国SF協会賞を受賞。1982年没。翌年にその功績を記念し、アメリカで刊行されたペーパーバックのSF小説の年間最優秀作品を表彰する「フィリップ・K.ディック賞」が創設。現在まで継続している
浅倉久志[アサクラヒサシ]
大阪外国語大学卒、英米文学翻訳家。訳書『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット・ジュニア、『高い城の男』 フィリップ・K・ディック、『輝くもの天より墜ち』ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア(以上早川書房刊)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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