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内容説明
天然資源に満ちた自然豊かなスウェーデン北部。建設予定の風力発電所の利権を我がものにしようと画策するマルキュス・ブランコは、ガスカス町長ヘンリィ・サロの秘密をつかんで脅迫する。ミカエルもまた、義理の息子となるサロにどこか後ろ暗い面があると感じていた。彼はさりげなく調査を始める。リスベットは、13歳の姪スヴァラと徐々に距離を縮めていく。しかし、スヴァラは何者かに狙われているようだった。失踪した母親が組織犯罪に関係していたことが理由なのだろうか?リスベットは母親を探し出すと決意するが…。そして、ペニラとサロの結婚式の日、町で蠢いていた陰謀が凄惨な暴力となって噴出する―。人気シリーズ再始動!ページを繰る手が止まらないスリルに満ちた展開。あの二人が帰ってきた!
著者等紹介
スミルノフ,カーリン[スミルノフ,カーリン] [Smirnoff,Karin]
1964年にスウェーデン、ウメオに生まれる。ジャーナリストを経て2018年にデビュー小説jag for ner till brorを発表。同作は11カ国語に翻訳されるヒット作となり、スウェーデンで最も権威ある文学賞アウグスト賞にノミネートされる。その後デビュー作のシリーズ続篇2作とノンシリーズ長篇を発表。著書の売り上げはスウェーデン国内で累計70万部を超える
山田文[ヤマダフミ]
英語翻訳家
久山葉子[クヤマヨウコ]
スウェーデン語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ガットウ
14
★★★3.8点。とよたろうと鳥山明を比較して酷評するのは、余りにかわいそう、みたいな気持ちはあるのだけど、う〜んキャラの魅力が全然生きていない様な・・・。2024/04/27
舞ちゃんの父
1
その情報を全く知らなかったので本屋でミレニアム7の新刊が並んでいて驚いた。1部から6部まですべてを読んでもう刊行されないと勝手に思っていた。すぐに上下本を購入しページを捲るのがもどかしく作者が変わっているのにも気付かない程夢中で読み始めリスベットとミカエルBに再会した。6部最後からの続きではなく一章一章が短く徐々にサスペンスを盛り上げる文体は新鮮。ラーゲンクランツの完コピに近い手法はいづれ行き詰まるかもしれないがスミルノフのような手法は先が楽しみになる。この先3部作になるかもしれないが楽しみがまた増えた。2024/04/28