千個の青

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千個の青

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152100566
  • NDC分類 929.13
  • Cコード C0097

出版社内容情報

故障のため安楽死の危機に瀕した競走馬"トゥデイ"と、下半身が
壊れたまま廃棄が決まったヒューマノイド騎手"コリー"。社会の
片隅で懸命に生きるさまざまな弱者たちに支援され、もう一度レー
スの表舞台に戻ってきた彼らの挑戦が、人々の心に奇跡を起こす!

内容説明

故障のため安楽死させられる競走馬・トゥデイと、廃棄直前のロボット騎手・コリー。一頭と一体を救おうとする、少女たちの物語―。小児麻痺で車椅子に乗る17歳のウネと、ロボット研究者の夢に挫折した15歳のヨンジェ。深い諦念を抱えつつ懸命に生きる姉妹は、たった千個の単語しか知らないロボットのコリーによる、素直で率直な意見に心を動かされていく。ヨンジェの才能を利用するため彼女をロボットコンテストへの出場に誘うクラスメイトのジス、競走馬のトゥデイ、残酷な運命に心を痛める獣医ポッキ。ぶつかり合いながらも、それぞれが自分の望みと向かい合うとき、トゥデイとコリーの運命は大きく転回していく…!韓国科学文学賞大賞受賞作品。

著者等紹介

チョンソンラン[チョンソンラン]
千先蘭。檀国大学文芸創作科にて修士課程を修了。2019年にWeb小説プラットフォーム「ブリッG」に連載した長篇『崩れた橋』がSF部門1位となり同作でデビュー。同年、『千個の青』が第4回韓国科学文学賞長編部門大賞を受賞。『崩れた橋』は2020年SFアワード長編部門優秀賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘラジカ

57
近未来SFとは言え、描かれるのは主に社会の脆さ、人間の儚さと優しさ。中盤までは核となるロボットがあまり過大に出過ぎていないのがとても良い。こちらも群像劇調で視点が頻繁に変わるのだが、どの人物をとっても繊細で丁寧に書かれていて深味がある。面白い物語なのに単なるエンタメとして消費させない意思の強さが垣間見える作品だ。作者が持っている”こうあるべき”という確固とした世界観を感じ取れる。取り立てて奇抜な設定ではないのに、穏やかで丁寧な筆づかいが魅力的で、いつまでも読んでいたいと思わせる稀有な快作。とても良かった。2021/10/22

がらくたどん

42
今年は新年から『風の向こうへ駆け抜けろ』『優駿』と競馬ものづいておりその勢いで韓国作家の近未来競馬ものを。酷使され安楽死予定の競走馬・半壊し廃棄予定のロボット騎手・社会の競争レールから外れざるを得なかったメカオタクの少女と小児麻痺を患うその姉。自我を貫くが寂しがり屋の「級友」の出現である意味平穏に鎮静されていた世界が攪拌され軋みながら動き出す。「わたしたちはみんな、ゆっくり走る練習が必要だ」ゆっくり走る事はルール違反にはならない。その上で全力疾走したい時にはすればよい。走る速度は本来自由だ。大収穫の青春譚2022/01/15

ちゅんさん

42
優しい物語。 コリーの『幸せだけが過去に勝てるんです』がいい。ロボットなのになかなか良いこと言う。私もゆっくり走る練習が必要なようだ。2022/01/10

あおでん@やさどく管理人

42
表紙の青色のような穏やかな筆致は、登場人物たちのわだかまりを解いていき、静かな感動を生む。同じ時代を生きていても、人によって流れる時の速さは違う。めまぐるしい変化のスピードについていこうと必死な人が増えている一方で、悲しみで時が止まっている人もいる。そんな我々に必要なものこそ、「ゆっくり走る練習」なのだろう。おすすめ。2021/11/25

rosetta

30
友人が絶賛していたので読んでみた。先日『私達が光の速さで』を読んだばかりだし最近の韓国SFにハマりそう。で、良かった。アジアの映画のような居心地のいい寂しさという感じ。暖い未来を信じられる終わり方も、皆の心に残る共感も愛しい。走れなくなったサラブレッドに寄り添う車椅子の姉も、壊れた騎手ロボットに拘る妹も、距離を置いて二人を大切に見守る母親も、繋がりを諦めた妹の懐に強引に入り込む友人も。何よりロボットのコリーの存在がいい。SFとしては設定は緩いかもしれないがそれは単なる枠組み。韓国SFから目が離せないかも2022/02/24

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