講談社現代新書<br> 日本車は生き残れるか

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講談社現代新書
日本車は生き残れるか

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065235294
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0233

出版社内容情報

ガソリン車の廃止 世界規模の再編 
日本経済の大黒柱は大丈夫か

世界の自動車産業を知り尽くすコンサルタント・ジャーナリストの描く未来
5年後の日本を走る車は……?
忖度なしに「自動車業界」の現状を描く

(主な内容)
日本車メーカーはなぜ安泰ではいられないのか
100年に一度の大変化――CASEの本当の意味
カーボンニュートラルに出遅れた日本
豊田章男トヨタ社長「渾身のメッセージ」の真意
クルマは「IoT」の「oT」になる
水平分業の大波で衰退した「家電業界」の悪夢再び
自社の技術よりも「社会的課題から考える力」が重要
スマートシティ戦略のフォード、自動運転を取りにいくGM
テスラとGAFAが引き起こした「モビリティ大戦争」
自動運転――日本の技術は本当に世界一か
急遽、会社を一から再編する欧州の自動車産業
下請け(サプライヤー)がメーカーより強くなる時代
もはや大衆車ではない。中国メーカーの高級車路線
「優秀なエンジン」だけでは勝てない現実
トヨタ・日産・ホンダそれぞれの「死角」
日本の自動車産業が克服すべき5つの弱点 ほか
GDPの1割を占める巨大産業の「生存戦略」

内容説明

ガソリン車の廃止、世界規模の再編…日本経済の大黒柱は大丈夫か。世界の自動車産業を知り尽くすコンサルタント・ジャーナリストの描く未来。5年後の日本を走る車は…?

目次

第1章 自動車産業はどう変わるのか
第2章 いま米国で何が起きているのか1―ビッグ3の逆襲
第3章 いま米国で何が起きているのか2―シリコンバレーの襲来
第4章 いま欧州で何が起きているのか
第5章 いま中国で何が起きているのか
第6章 日本車は生き残れるか

著者等紹介

桑島浩彰[クワジマヒロアキ]
1980年石川県生まれ。東京大学経済学部卒業。ハーバード大学経営大学院およびケネディ行政大学院共同学位プログラム修了(MBA/MPA)。三菱商事、ドリームインキュベータ、ベンチャー経営2社を経て、現在K&アソシエイツ取締役、カリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院エグゼクティブ・フェロー。神戸大学大学院経営学研究科博士課程在学中。東洋経済オンラインなどに記事寄稿多数

川端由美[カワバタユミ]
工学修士。部品メーカーでエンジニアとして勤めたあと、二玄社『NAVI』編集記者に転身。ジャーナリストとして、自動車の新技術と環境問題を中心に取材活動を行う。海外のモーターショーや学会を精力的に取材。戦略コンサル・ファームに勤務後、戦略イノベーション・スペシャリストとしても活躍中。内閣官房(道路交通ワーキンググループ)構成員、国土交通省MaaS懇談会有識者委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

88
戦後の日本の躍進の立役者だった重工業・電気電子は衰退した。自動車産業はどうか?日本のGDPの1割を占める巨大産業は世界でCASEと呼ばれる産業変化が始まっている。最大のポイントはCのコネクテッド、車がインターネットに繋がること。Eの電動化とAの自動化だけでなく、Sのシェアリング・サービスも変わる点。100年に1度の変革期に米国のテスラやドイツのクライスラー、中国に起っている大胆な動きから、モノづくり大国だった日本車がとるべき戦略を提言する。このままでは衰退は避けられない。昨日までの利点は未来の弱みになる。2021/06/23

skunk_c

64
秒進分歩で進歩する現代工業分野で、現在日本が世界でアドヴァンテージを誇る唯一と言ってもいいのが自動車産業だが、果たしてどうなるのか。また、本当に進歩の速い中国が今どんな状態なのかを知りたくて本書を手に取ったが、正解だったと思う。敢えて辛口に日本の抱える問題点をえぐり出しているが、頷ける内容。当然日本の自動車企業トップも危機感を持っているだろうが、油断すると家電やエレクトロニクスの二の舞になりかねないだけに、本書のようなケーススタディと提言は意義があるのでは。本書に対する自動車産業のプロの声を聴いてみたい。2021/06/18

よっち

42
ガソリン車の廃止 世界規模での再編 水平分業の大波 そしてコネクテッド...大きく変わりつつある自動車産業の現状を解説した一冊。日本車メーカーはなぜ安泰ではいられないのか、100年に一度の大変化と言われるCASEの意味、アメリカ、ドイツなど欧州勢、中国各社の動向を踏まえながら、日本各社の現状が今どうなっているのかを分析する内容で、自動運転やEV化と主戦場がハードからソフトに移行しつつある中、今のモノづくりにこだわる意識から脱却できるのか、ここ十年くらいにどうするのかが分かれ目となる正念場になりそうですね。2021/07/04

あみやけ

35
もちろん社会科の授業がきっかけです。現代では3年以上前に書かれた本など古すぎるのも承知しています。実際、ここに書かれているテスラやフォルクスワーゲンだってこの3年間で大変なようだし、かたやトヨタはしっかり躍進しています。しかも、EVすら世界的にうまくいっていないようです。ただ、逆に考えると3年後はどうなっているかまったくわからないですね。お隣のように政治力も絡んで国全体でいくのか、自由な競争で頑張るか。バランスが大事ですね。ただ、だれかのせいにするのは簡単。みんなが主権者。それを伝えたい。一緒に考えたい。2024/10/27

Daisuke Oyamada

28
これからのビジネス構造変化を読み解くため、自動車産業を知ることにより、少しでも理解を深めることができた。本書を読んで感じたことはそんな感じだろうか。  内燃エンジンのガソリン車は廃止する。そんな言葉を発する政治家がいる。そんな世界になったら、日本の経済は大丈夫なのか。  内燃機関エンジンに詳しいエンジニアと、自動車産業をよく知る2人の著者。アメリカ、欧州、中国の自動車産業で現在どんなことが起・・・ https://190dai.com/2024/06/05/日本車は生き残れるか-桑島浩彰-川端由美/2024/06/01

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