内容説明
天のキリストは今、地上の教会をどのように導かれるのか?黙示録が告げる世界と教会の将来とはどのようなものか。象徴的表現で語る黙示録の全体像を理解し、御手にある「七つの星」としての教会が宣教の原点に立ち返り、召命に応えて歩み出すため、実践的な学びと励ましを与える。
目次
第1部 黙示録が告げる福音、神の隠された意図、そして教会の役割(なぜ、黙示録は軽視されてはならないのか;黙示録が告げる神の宣教(missio Dei)と教会の役割
世界はうまく動いていない―世界がキリストと福音を必要とする理由
玉座に座しておられる方―視野を広げて見る
キリスト―巻物を開くことができるお方
聖霊―イエスのメッセージを地の果てまでもたらし、その過程で教会に関与なさる方
神が準備される新しい都―それが私たちを触発し、招き、鼓舞する)
第2部 キリストが聖霊によって七つの教会に語られたこと―そして、現在の教会へのメッセージ(エフェソにある教会に宛てた手紙―真理のための労苦と熱意は、最初の愛を忘れては意味がない;スミルナにある教会に宛てた手紙―苦難と逆境は教会生活の一部分、しかし、恐れる必要はない;ペルガモンにある教会に宛てた手紙―抑圧が厳しくなる中で、どのように福音の真理に信頼するのか ほか)
第3部 聖霊が今日、私たちと教会に語っておられること(本書の教会での用い方)
著者等紹介
三野孝一[ミノコウイチ]
1949年、北海道富良野に生まれる。獨協大学卒業、神戸改革派神学校卒業、南アフリカ・ステレンボッシュ大学神学部修士・博士課程修了、神学博士(旧約学)。日本キリスト改革派田無教会、札幌教会、東京恩寵教会牧師を歴任。その間、改革派神学研修所所員(旧約学担当)、所長。現在、東京恩寵教会名誉牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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