出版社内容情報
1960年代以降、アメリカの市場原理主義を推し進めた経済学者たち
がどのように政府の政策決定に影響を及ぼしたかを検証し、経済保
守主義者が規制緩和を唱え自由競争を称揚した結果、超格差社会が
生まれた過程を明らかにする。解説:前田裕之(日本経済新聞社)
内容説明
アメリカ経済はどのように過剰な市場原理主義を推し進めたのか?ポーチライト・ビジネス・ブック・アワード受賞(ナラティブ&バイオグラフィー部門)。『ニューヨーク・タイムズ』エディター選。『オプラ・マガジン』選、2020年の選挙を前に読むべきベスト政治書。Book Riot選、この秋読むべきベストブック50。Five Books選、2019年ベスト政治書。『ヴァニティ・フェア』選、2019年ベストブック。『MITテクノロジーレビュー』選、ベストブック・オブ・ザ・イヤー。
目次
第1部(あらゆることで市場重視;フリードマンvs.ケインズ;不完全雇用の国;課税なき代表)
第2部(企業信仰;規制からの自由;命の値段)
第3部(通貨という問題;メイド・イン・チリ;ペーパー・フィッシュ)
著者等紹介
アッペルバウム,ビンヤミン[アッペルバウム,ビンヤミン] [Appelbaum,Binyamin]
『ニューヨーク・タイムズ』の社説面に経済やビジネスに関する論説を書いている。2010年から2019年まで同紙ワシントン特派員を務め、2008年危機後の経済政策について取材、報道した。その前は『ワシントン・ポスト』『ボストン・グローブ』『シャーロット・オブザーバー』で働いていた。『シャーロット・オブザーバー』のサブプライム・ローンに関する報道でジョージ・ポルク賞を受賞し、ピュリッツァー賞の最終候補者にノミネートされた。妻と二人の子どもと一緒にワシントンDCに住んでいる
藤井清美[フジイキヨミ]
京都大学文学部卒業。1988年より翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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