ボーン・トゥ・ラン〈上〉―ブルース・スプリングスティーン自伝

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  • サイズ B6判/ページ数 360p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152096401
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

出版社内容情報

アメリカを代表するロック・ミュージシャン、ブルース・スプリングスティーンが七年の歳月を掛けて執筆した、史上初めての自伝。その生い立ちから代表的アルバムの誕生秘話まですべてを明かす!

ブルース・スプリングスティーン[スプリングスティーン ブルース]

鈴木 恵[スズキ メグミ]

加賀山 卓朗[カガヤマ タクロウ]

内容説明

この本は、ブルースのファンにとっては驚くべき情報の宝庫だ。しかしそれがすべてではない。『ボーン・トゥ・ラン』は伝説のロック・スターの単なる回想録を超えたものだ。労働者、夢見る人々、親と子、恋人たち、孤独な人、アーティスト、変わり者など、ロックンロールの聖なる川で洗礼を受けたいと思うあらゆる人たちのために書かれているのだから。ブルースほどのパフォーマーが、自身の物語をここまでの熱意と勢いで語ることはまずない。この自伝には最高のソングライターの真の感情と、自分の経験について深く考えぬいた男の知恵が詰まっている。

目次

第1部 「成長するってこと」(おれの通り;わが家;教会;イタリア系;アイルランド系 ほか)
第2部 明日なき暴走(「明日なき暴走」;ジョン・ランダウ;「涙のサンダー・ロード」;大当たり;Eストリート・バンド ほか)

著者等紹介

スプリングスティーン,ブルース[スプリングスティーン,ブルース] [Springsteen,Bruce]
ロックの殿堂、ソングライターの殿堂、ニュージャージーの殿堂入り。グラミー賞を20回、アカデミー歌曲賞、ケネディ・センター名誉賞受賞。家族とともにニュージャージー州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

62
両親との距離感、そして貧しさ。祖母の自由な環境、そして真逆の協会などの統制された環境。困惑の中の孤独感が音楽への関心の芽生えとなり、エルビスがそれを育んだ感。前座を務めた数々の大御所との出会いと気づきで、自身の強みとスタイルを築く。CAでの二度にわたる挫折を糧に、契約最後のアルバム「Born To Run」で見せた魂。アイデンティティ!心の故郷。徴兵検査不合格時の父親の一言が印象的。心理的な距離感を埋める愛情。蛇足ですが、せめて歌のタイトルだけは英語にして欲しい。2017/07/07

けんとまん1007

20
今でも一番好きなアーテイスト。初めて『BORN TO RUN』を聴いた時の感動は、忘れれない。出だしのドラムに始まり、ビッグマンのサックス。そんなボスの半生が、飾られることなく書かれている。やんちゃでハチャメチャな若い時のことも、興味深い。そして、何よりEストリートバンドの面々といかにして一つになったかが凄い。なるべきして集まったメンバーだと言えるし、それぞれのキャラクターもいい。2017/01/14

キミ兄

6
幼少期から「Born to run」の大ヒットと契約のもつれからの復活までを自ら語る。この人は音楽の演奏と制作に対してどこまでも誠実なんだな~。実はじっくり彼の音楽を聴いたこと無かったけど、とりあえずタイトルのアルバム聴いてみよう。1曲作るのに半年掛けるってすごい。☆☆☆☆。2017/01/26

Kb54081271Kb

5
ブルーススプリングスティーンの自伝。アルバム制作の背景、歌詞の裏側、父親との葛藤、仕事に逃げてしまう自分の弱さ、年老いたロックンローラーの心持ち、バンドのメンバーのことなどなど、赤裸々な心情が語られます。特に父に誘われた2回の旅行の逸話がいい。2022/05/24

バネ

5
洋楽に目覚た高校1年の時、初めて購入したLPが、多分「BORN TO RUN」だったと思う。あの疾走感、涙腺もユルむBIG MANのSAX…もう何度となく聴いて、励まされたり一歩踏み出す勇気を貰ったりしていた。なので、私にとっての青春の1ページがココにあった。上巻は、その素晴らしい作品が出来るまでの半生が描かれている。コレ読んで、また最近 SPRINGSTEENのALBUMを聴き直している。2016/11/14

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