内容説明
世の中で一番、よくわからないものの一つ。それが、愛だ。…わからないけれど、世の中には「愛」だの「恋」だの言葉が飛び交って、誰もがそれをわかり切っている顔をして、何もかもが動いている。…本書に収められた短詩形作品のどれもが、自分自身の他にも、愛の相手となったりする誰かを描いている。この小さな短詩形の中に、無数の人間関係が描かれている。新時代のアンソロジー。
目次
恋の風景
突然炎のごとく
シニカル、アイロニカル
愛と恋のひととき
家族、友とともに
著者等紹介
黒瀬珂瀾[クロセカラン] 
1977年、大阪府生まれ。歌人。春日井建に師事。第一歌集『黒耀宮』(ながらみ書房、2002年)で第11回ながらみ書房出版賞受賞。現在は結社「未来」に所属し、歌誌「未来」選者を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

              
              
              

