出版社内容情報
十三歳のコリーナはがんでママを失った。親友はよそよそしくなり、パパとはうまく会話できない。そんな彼女は、ママが大好きだった日本を旅することに――。少女の喪失と再生を描く、感動の物語。
内容説明
コリーナはワシントン郊外に住む13歳の女の子。いたって普通のはずだったのに、コリーナの世界はある夏を境に突然崩れてしまった―そう、ママがガンで亡くなってから。悲しみで抜け殻みたいになったパパ。何事もなかったようにふるまう友だちもいれば、無神経な言葉を投げつけるクラスメートもいる。がんばって普段の生活を続けようとするけれど、ふとした瞬間にママを思い出して、涙が止まらなくなったりする。恋だってしたいし、おしゃれだってしたいのに、「ママがいない」ことが、コリーナの生活を変えてしまった…。母親を亡くしたひとりの少女が、心の痛みを受け止め、恋や日本への旅を通して悲しみを乗り越えていく姿を四季を通して追った、心せまる小説。対象年齢、10歳以上。
著者等紹介
ガイトナー,キャロル[ガイトナー,キャロル] [Geithner,Carole]
アメリカ・ニュージャージー州プリンストン育ち。ジョージ・ワシントン大学医学部の精神医学および行動科学の臨床学准教授を務めるほか、ソーシャルワーカーとして20年以上、学校、病院などさまざまな施設で、親を亡くした子どもから子どものころに親を亡くしたおとなまで、喪失体験の専門家として幅広くカウンセリングにあたってきた。東京、ニューヨーク、パリなどに住んだこともあるが、現在は元財務長官である夫のティムとふたりの子どもとともに、ニューヨーク州在住
藤崎順子[フジサキヨリコ]
上智大学文学部史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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