出版社内容情報
孤島に集められた十人の男女が童謡の歌詞どおり一人ずつ殺されていく!? 不朽の名作を改訳し、新たなカバーと解説をつけた新版
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
読特
43
兵隊さんが1人、また1人と。人形の置物が1つ、また1つと。…ドラで集まり、たっぷり美味しい食事に満足した後、前ぶれもなく流れてくる声。告発される罪状。突き付けられる後ろめたい過去。心に傷を持つ10人が島に孤立する。そして、最後はタイトル通りとなる。ボトルに流されたメッセージ。果たしてそれが真相なのかの余韻も残す。…ミステリーの金字塔として、あまりにも有名なこの作品。改訳新版での初読。ページを捲る手が止まらない。中身を知らずに過ごしてたこれまで。知ってしまったこれから。何かが変わる。想像する楽しみが増える。2026/04/20
assam2005
15
改訳新版、さすがに読みやすい。違いは分からなかったのだが。少し前に早川が漫画版を出していて、そちらと描写がピタッと一致。飽きるほど読み返しているのだが、やはりクリスティの最高傑作は素晴らしい。悪意のない犯罪、罪に問えない事件、それらを理不尽だと思う。そして、自分が正しいと信じる価値観に基づいて他者を糾弾することは許されるのか。これもまた今だに起きている問題でもある。時代は変わろうと、問題は変わっていない。クリスティが指摘した問題は、こんなにも根深い。2026/04/17
石橋陽子
13
2026年はアガサ・クリスティの没後五十周年という節目の年。装丁は絵本作家のjunaida氏ということで新装版を購入。人生でクリスティ作品は2冊目。そう、私はこのようなミステリーを待ち望んでいたのだ。人が死んでいくのに下品さが一切無く、死体描写もほぼ無く何せきれい。起承転結が物凄くきれい。次々と死んでいき、タイトル通り誰もいなくなるのだけど、テンポ良く進み、読者には謎明かされるが、当事者には謎は隠されたまま。ミステリーの元祖であり、類似作品は数々出版されているが、これを超すことは不可能だと言い切れる。2026/04/21
ごへいもち
13
別版で読了したけれど新訳ということで手に取った。でもやっぱりあの感動を再現できるとは思えず中止2026/04/12
ゆきんこ
6
改訳新版、かつ、表紙も新しくなるとのことで。数年ぶりに再読。こちらの表紙の兵隊さん、可愛らしさと不気味さの入り交じった感じが好き。文体が読みやすいのもあるけれど、やっぱり物語にこちらを引き込む力の凄まじさを感じる。場面の切り替わりの鮮やかさ、兵隊さんが減っていくにつれ摩耗していく彼らの精神状態、過去に対する独白。誰もが怪しくて、気づけば誰もいなくなっている不可思議。大筋が分かっていても、この物語は面白い。2026/03/21
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