出版社内容情報
戦略はドラッカーで気づき、デザイン思考で創り、ポーターで実行・競争する。イノベーティブな戦略の創造法を解説。
内容説明
欧米ビジネススクールではじめての日本人学長によるイノベーションのための戦略論。
目次
なぜ、新しいモデルが必要なのか
ビジネスの目的・使命・ビジョン
観察から洞察へ
顧客にとって新しい「意味」を創る
新しい意味を創る「予備的分析」
共感を生むためのツール「デザイン思考」
世界観と意味
新しい戦略モデルを構築する
戦略構築の土台
どのように目的を達成するのか
どこで目的を達成するのか
共感と未来のマネジメント
著者等紹介
山脇秀樹[ヤマワキヒデキ]
慶應義塾大学経済学部卒業、同大学大学院経済学修士課程修了。1982年にハーバード大学経済学博士号取得(Ph.D.)。1982年より旧西ドイツ国立ベルリン社会科学研究所上級研究員、1990年よりベルギーのルヴァーン大学経済学部教授。1995年よりカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)アンダーソン・マネジメントスクール客員教授を併任し、2000年よりカリフォルニア州クレアモントにあるピーター・F・ドラッカー経営大学院教授。2006年度より同校副学長、2009~12年度に学長を務める。欧米のビジネススクールにおける初の日本人学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroo Shimoda
13
デザイン思考の解説は分かりやすく、そこから実ビジネスへの落とし込み方も理解しやすい。現場で働く人には役立つ本だと思う。2021/07/29
アルミの鉄鍋
4
★4 デザイン思考は難しい。北欧の概念が元々なので、日本的な考え方に落とし込む、かつ、現場で働いてる人にどうやって理解してもらうかがとても難しい。この本はデザイン思考の先を示してくれている。最近、こういう本がチラチラと出始めているので、そろそろデザイン思考というバズワードの先を日本的な考え方で指南してくれる本が主流になってくるんじゃないかなと思う2020/08/09
かなかな
2
2024年1月26日(金)audiobook。 『戦略の創造学: ドラッカーで気づき、デザイン思考で創造し、ポーターで戦略を実行する』 いずれにしてもイノベーションは必要。 例)5フォースも作って満足で終わりではない、変化する。 ポトルネックとTOC解消も課題として加えたい。2024/01/26
ベーグル
2
著者の略歴が凄かったので読んでみた。 発想からフレームワーク、戦略立案、実行まで流れだって記載されていてとても読みやすかった。 デザイン思考を活かしてどのようにイノベーションを起こすかについて考えさせられる。 事例も豊富で、仕事に反映させていきたいなと感じた。 読んで損のない良著。2021/08/27
Studies
2
良書だと思う。2021/06/03