ハヤカワ文庫<br> アガサ・クリスティーの秘密ノート〈下〉

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ハヤカワ文庫
アガサ・クリスティーの秘密ノート〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784151301025
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0198

内容説明

『ナイルに死す』の探偵役はポアロではなくミス・マープルだった?『そして誰もいなくなった』で孤島に集う人々は十人ではなかった?『ABC殺人事件』はアルファベットと関係なく構想された?『スリーピング・マーダー』は第二次大戦中に書かれてはいなかった?ノートに記された手書きのメモから、驚きの事実が次々に浮かび上がる。ミステリの女王の創作過程を解明する画期的研究書。

目次

7 象は忘れない―回想の中の殺人
8 死への旅―海外での殺人
9 仄暗い鏡の中に―知られざるクリスティー
10 教会で死んだ男―休暇の殺人
11 ポアロ登場―ヘラクレスの冒険
12 書斎の死体―引用の殺人
付録 白鳥の歌―最後の作品
犬のボール(大英帝国四等勲士アーサー・ヘイスティングズ大尉の手記より)

著者等紹介

クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ][Christie,Agatha]
1890年イギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

カラン,ジョン[カラン,ジョン][Curran,John]
クリスティー作品の愛好家であり、“アガサ・クリスティー・ニューズレター”の編集を手がけてきた。クリスティーの居宅であるグリーンウェイ・ハウスの修復作業のコンサルタントをつとめ、クリスティーの孫のマシュー・プリチャードと共にアガサ・クリスティー・アーカイヴを設立した。アイルランドのダブリン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ごへいもち

26
巻末の未発表作品「犬のボール」を読んだ。長編化してあの作品になった。その他の執筆のためのアイデアノートはパラパラ〜っと2019/10/05

花乃雪音

19
《アガサ・クリスティーニューズレター》の編集に携わった筆者がクリスティーの創作メモを紹介する。興味深かったのは採用されなかったタイトル案についてだった、『鳩の中の猫』は『無実はさいなむ』として『蜘蛛の巣』は『動く指』となり発表された。却下されたタイトルは後の作品のタイトルとして使われていた。『無実はさいなむ』は『鳩の中の猫』で発表されたとしても内容に合致しているので違和感はない。2020/12/04

旅人(𝒕𝒂𝒃𝒊𝒕𝒐)

15
上巻から引き続き集中して読みましたが、これを読んでますますクリスティ沼にはまっていく自分…。ジョン・カランの偉業に感謝するとともに、今まで読んだ自伝や読本もまた再読しつつ、小説を読んでいこうと思います。ノートに描かれたいたずら描きのようなイラストも可愛い♡2022/02/22

はなうさぎ

13
クリスティーが作品を執筆するにあたりプロットやアイデアを書き留めていたノートを纏めたもの。クリスティーがどのように作品を作り上げていったかが伺える。出版されるまで何年も要したもの、実は違う主人公になるところだった等、各作品について明記されている。未読の作品は読み飛ばすことが出来るよう『ネタバレ注意!』と記されているところが親切。また、上下巻に1編ずつ、未発表短編が紹介されている。一気に読むと言うより、少しずつ楽しみながら読みたい本。既読本も再読したくなること必至!2015/06/05

kaizen@名古屋de朝活読書会

9
クリスティ文庫をちょうど100冊読み終えたと思ったら、本屋さんに平積みされていました。 読んだばかりの本に関する記録なので、とても参考になりました。 上下2分冊になっています。アガサクリスティを二度楽しむのによい資料です。 できれば、全巻読んでから読むか、読み進むのに辛いなと思ったときに読むことをお勧めします。 ps. 巻末に付録として、白鳥の歌と犬のボールを掲載している。2012/04/29

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