ハヤカワ文庫<br> 復讐の女神

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ハヤカワ文庫
復讐の女神

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  • サイズ 文庫判/ページ数 463p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151300455
  • NDC分類 933.7
  • Cコード C0197

内容説明

マープルは、かつてともに事件を解決した富豪の死を知る。その一週間後、「ある犯罪調査をしてほしい」と富豪が記した手紙が届く。だが、具体的な犯罪の内容については何も書かれていなかった。マープルは手紙の指示通り旅に出るが、そこには様々な思惑をもつ人々が待ちかまえていた。『カリブ海の秘密』の続篇。

著者等紹介

クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ][Christie,Agatha]
1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化してしまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された。1928年にアーチボルドと離婚し、1930年に考古学者のマックス・マローワンに出会い、嵐のようなロマンスののち結婚した。1976年に亡くなるまで、長篇、短篇、戯曲など、その作品群は100以上にのぼる。現在も全世界の読者に愛読されており、その功績をたたえて大英帝国勲章が授与されている

乾信一郎[イヌイシンイチロウ]
1906年生、1930年青山学院商科卒、作家、翻訳家。2000年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kircheis

124
★★★★☆ 『カリブ海の秘密』で知り合った大富豪ラフィール氏の遺言に従い、謎を追うミス・マープル…最初は何が謎なのかすら分からないんだけど、徐々に明らかになっていく展開がまた面白い。 本作のマーブルはいつも以上に行動的で、ネメシスという呼び名に相応しい活躍だった。 ちなみに途中くらいから三通りの結論を想定したが、その中でも1番驚きのない結論だったのが少しだけ残念(´・ω・`) ただし、ラストでマーブル自ら思考の筋道を解説してくれるサービスは嬉しい(≧∀≦)2019/04/02

chantal(シャンタール)

88
「カリブ海の秘密」の続編。あの時一緒に事件を解決した楽しいおじいさんラフィールさんのためにミス・マープルが活躍するお話。話の筋や犯人は半分くらいで分かったけど、それでもどう解決するか?などお話そのものはある程度楽しめたが、他の方もレビューで書いている通り、翻訳があまりにひどすぎる!素人さんが英語の教科書を日本語訳にしたみたいな感じ。一番のクライマックス、ミス・マープルと犯人との対決の場面が一番ひどかった!まだ私の方がそれっぽいセリフが書けると思った😅上手な翻訳者の方って、やっぱりすごい。村上さんとかね。2020/09/24

中原れい

73
「相棒」の思いがけないあらわれ方と、黙ったまま短い期間にマープルの本質をとことんわかっていたことあらためて驚かされた。その腕前を発揮するため内緒で頼まれていた人々もいい。事件について知るたびに「もしや」とは思うもののマープルの徹底ぶりにはかなわず驚くのも醍醐味。あとでよく知らない関係者は笑ってしまうのも愛嬌だが怖いこと。本当にクリスティは男女間に限らない「愛」の本質をよく追及しているのだと思う。2015/04/05

Tanaka9999

61
復習の女神。登場人物の多さに少し怯む。しかし今回は重要な人物は数人。なんとなくツアーの誰かが犯人かな、と見ていたが全然違った。犯人はそっちか。若干後から出てくる事実もあるが、若干無茶をするマーブルの推理力に脱帽2019/11/26

キムチ27

61
かつての読んだ記憶が消えている為、映像を視て、細部の確証を得たくって読んだ・・今一つ、ホワイダニットが解らなかった作品の一つ。マープルの口を借りてクリスティが語る、噂と真実のえり分け、「逃れる事の出来ぬ追及の鋭さ」がようやく納得行っただけだったけれど。人生を生きた分、少し理解力がついたのか(笑)。若い頃は愛の怖さも解らないし、どの台詞が正鵠を射ているかすらもやもやしていた。今回、ヒクソン版で、ジェーンの演技(顔の表情と視線の鋭さ)が行間の背後に見え隠れし、腑に落ちた。ラストを飾るにふさわしい高いレベル。2019/11/13

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