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火城―幕末廻天の鬼才・佐野常民 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 357p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569696614
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

類まれな行動力と“涙”で藩を動かした男・佐野常民―日本赤十字社の生みの親である。彼は、いかにして西洋の最先端技術を導入し、独自の蒸気船・蒸気車を造ろうとしたのか。技術者・からくり儀右衛門らの協力を得て、夢の実現を目指す男を描いた本格歴史長編。

著者等紹介

高橋克彦[タカハシカツヒコ]
昭和22年(1947)、岩手県生まれ。早稲田大学卒。昭和58年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞し、文壇デビュー。昭和61年に『総門谷』で吉川英治文学新人賞、昭和62年に『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、平成4年に『緋い記憶』で直木賞、平成12年に『火怨』で吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきえ

1
鍋島閑叟(なべしまかんそう)佐野栄寿(さのえいじゅ)伊東玄朴(いとうげんぼく)広瀬元恭(ひろせげんきょう)緒方洪庵(おがたこうあん)高野長英(たかのちょうえい)於条童仙(おじょうどうせん)田中儀右衛門(たなかぎえもん)近江翁中村奇輔(なかむらきすけ)石黒寛二(いしぐろかんじ)ジョン万次郎井伊直弼長野主馬(ながのしゅめ)2012/03/08

KAZY

0
佐賀藩ってこんなに進んでいたんだっていうのが正直な感想。で佐野栄寿。口入れ屋とは言うけど理論の裏付けがあるからだよね。今で言う人情派のジェネラリストっぽいけどやっぱり芯は通ってる。2017/11/04

みろ

0
佐賀藩主進んだ人だ!佐野常民(栄寿)根回し抜群。上司をも説得できる?!命がけで泣くと人をも動かせるのだね。日本史的な本は、いかんせん名前が読めず!覚えられず(;´д`)トホホ 漢字多しだし、技術的なことは、わからないし、地理的&藩(主)の意志とかまるで分らないので、途中上澄みだけ読むところがあったが、読み切ることができた!これも栄寿のの余波かも(^▽^)/2017/07/18

maito/まいと

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こんなご時世だからこそ読みたい1冊。舞台は幕末、国内屈指の技術力・経済力を持ちながら時代の中心から一歩身を引いた佐賀藩。その佐賀の鬼才・佐野栄寿(常民)の生き様を通して、未来のために必要なものとは何か、を問いかける歴史小説です。「この国にたった1つ、遙か先を眺めて生きる藩があってもいいではありませんか」未来のために今何を為せるのか?何を残していくのか?国や組織に委ねるのではなく、1人1人が考え実行していかなければならない課題。見つめてみるいい題材になると思います。佐野のその後を描いた続編希望です。2010/01/27

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