内容説明
雪が景色を白く染めていくクリスマス・イブ。ニューヨークのダウンタウンのバーで独り酒を飲んでいたマイケルは、隣にいた美女に話しかけた。が、そのことがきっかけとなってマイケルに次々と不幸な出来事が降りかかる。途方に暮れる彼に救いの手をさしのべたのは、キュートな中国人の若い女性コニー・キーだった。こうして二人の冒険が始まったが…ミステリ界の巨匠が聖夜に贈る、サスペンスフルで元気の出る恋物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
背番号１０＠せばてん。
27
1999年1月19日読了。当時、全制覇を目指していた87分署シリーズと間違えて購入した１冊。もちろん、あらすじは忘却の彼方。1999/01/19
そーいち
13
ニューヨークのダウンタウンを舞台にしたお洒落で寓話的な大人の物語。季節はクリスマス。離婚したばかりのマイケルがバーで飲んでいると美人に話しかけられ良い雰囲気に。と思った瞬間、あらぬ嫌疑をかけられたかと思うとあれよあれよの内に無一文になってしまう、そこからさらに不幸に見舞われていく。さすがのエドマクベインでアメリカのエンタメをきっちり踏襲しコミカルかつパワフルに仕上げている。読むと元気の湧いてくる楽しい物語である。2024/08/28
みみずく
9
【クリスマスっぽいものを読もう/その2】クリスマスイブ。フロリダから商用でNYに来たマイケル。飛行機を待つ間に立ち寄ったバーで綺麗な女性と軽くおしゃべり…と思いきや泥棒呼ばわりされ、有り金とられ、車も盗まれる。挙句盗まれた免許証を殺人現場に置かれ、お尋ね者に。絶対絶命のマイケルに救いの手を差し伸べてくれたのは可愛らしいコニー・キー。登場人物が多すぎてかなり騒々しく最後には何が何だかわからなくなった。これでもか！と災難が降りかかるのはお気の毒だが、それでなにかを克服したらしいマイケルのクリスマスだった。2013/12/23
Eiti
1
これ以上ない程テンポ良く進むストーリーと会話の数々がとても楽しい。主人公がどんどん不幸に巻き込まれるところから始まるにも関わらず、なぜか常に楽しい気分にさせてくれる愉快な物語。クリスマスの時期に読むべきだったなあ。2020/07/19
tai65
0
星４つ 2011/05/10
