出版社内容情報
人と動物は、音声を用いて会話できるのか? はるかな目標を掲げた研究者と一羽の天才ヨウムが過ごした、長くて短い30年の物語。
内容説明
ヒトと鳥は、人間の言葉をもちいて交流できるのか。はるかな目標を掲げた研究者が出会ったのは、のちに「天才」と呼ばれることになる1羽のヨウムだった。50の物体の名前、7つの色、5つの形、8までの数を学習し、個性的な性格と知性で人々を魅了したアレックス。ともに逆風が吹きすさぶ学界を切り開き、「アイ・ラブ・ユー」の言葉をのこしてこの世を去るまでの旅路を描き出す、1人と1羽の感動の実話。
目次
第1章 “素晴らしき哉、人生!”
第2章 私の原点
第3章 はじめての発話
第4章 さすらいのアレックスと私
第5章 「バネリー」って…?
第6章 アレックスと仲間たち
第7章 IT化の波に乗って
第8章 新境地
著者等紹介
ペパーバーグ,アイリーン・M.[ペパーバーグ,アイリーンM] [Pepperberg,Irene M.]
鳥類の認知とコミュニケーションの研究者。「アレックス財団(The Alex Foundation)」創立者、所長。元ハーバード大学準研究員、ブランダイス大学非常勤准教授。ハーバード大学ラドクリフ高等研究所、ノースウェスタン大学、マサチューセッツ工科大学などにも所属し、研究に従事した
佐柳信男[サヤナギノブオ]
1970年東京生まれ。博士(教育学)。山梨英和大学准教授。番組制作会社勤務や翻訳・通訳者を経て、国際基督教大学大学院博士後期課程修了。現在は国際開発に心理学を応用する研究でアフリカなどの貧困農家への調査に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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