内容説明
横浜ベイブリッジ、鮎の瀬大橋、長崎女神大橋からベイウォーク汐入、フランス橋まで…数多くの橋のデザインにたずさわった大野美代子+エムアンドエムデザイン事務所の待望の作品集。ダイナミックな造形と、訪れる人の視線へのしつらえ、“ミリからキロまでのデザイン”がまちのなかに新たな風景をつくる―。
目次
鮎の瀬大橋―地形との対話
横浜ベイブリッジ―形式と形
蓮根歩道橋―ベンチを置いた橋
辰巳の森歩道橋―80mものスロープ
川崎ミューザデッキ―過密な都市空間のしつらえ
ベイウォーク汐入―都市の回廊
はまみらいウォーク―近未来の開放感
千葉都市モノレール橋―都市のゲート
フランス橋―橋が街をつくる
市場通り橋・前田橋・代官橋―橋がつなぐ個性の街
かつしかハーブ橋―明快な美しさ
小田原ブルーウェイブリッジ―コラボレーションで挑んだ国内初の形式
大杉橋―シンプルなシンボル
鶴見橋―広場のある橋
陣ヶ下高架橋―自然環境との共生
女神大橋―長崎港のゲート
mmからkmまで―大野美代子のデザイン 対談:藤塚光政
著者等紹介
大野美代子[オオノミヨコ]
1963年、多摩美術大学デザイン科卒業。同年、松屋インテリアデザイン室勤務。1966年、ジェトロ海外デザイン留学生としてスイスのオットー・グラウス建築設計事務所に勤務、1968年、帰国。1971年、エムアンドエムデザイン事務所を設立。家具デザイン、住宅、病院等のインテリアデザインを手掛ける。1977年、初の橋梁デザイン、蓮根歩道橋で土木学会・田中賞を受賞。橋、トンネルなど、土木の仕事が中心となる。愛知県立芸術大学、東京工業大学の非常勤講師を歴任
藤塚光政[フジツカミツマサ]
写真家。1939年、東京・芝に生まれる。1961年、東京写真短期大学卒業。月刊「JAPAN INTERIOR DESIGNインテリア」入社、編集・写真を担当。1965年、フリーになり建築・デザイン関係の撮影を手掛ける。1987年、「日本インテリアデザイナー協会賞」受賞。1979~2006年、月刊「室内」表紙を撮影(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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