ハヤカワ文庫NF ハヤカワ・ノンフィクション文庫<br> 日本‐喪失と再起の物語〈下〉―黒船、敗戦、そして3・11

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日本‐喪失と再起の物語〈下〉―黒船、敗戦、そして3・11

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150504892
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0136

出版社内容情報

津波の悲劇をへて復興へと歩む被災地の人々、前途多難の近隣外交、そしてこの国の行方は――。新あとがきを追加した待望の文庫版。

デイヴィッド・ピリング[ピリング デイヴィッド]

仲 達志[ナカ タツシ]

内容説明

大震災の悲劇をへて、たくましく復興へと向かう岩手・宮城・福島の人々、少子高齢化社会で新たな生き方を模索する若者や女性、課題山積の近隣外交、生き残りを図る日本企業とアベノミクスの成否、そして混迷の時代のこの国の行方は?広範な取材とフェアな視点で、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」でも「衰退必至」でもない多面的な実像を浮き彫りにする。下巻には激動の国際情勢を踏まえた「文庫版あとがき」を新たに収録。

目次

第4部 ポスト成長神話(承前)(ポスト成長期の日本―少子高齢化を超えて;約束された道―模索する若者たち;几帳の向こう側から―変化する男女関係)
第5部 漂流(日本以外のアジア―歴史問題の呪縛;異常な国家―二人の総理大臣の挑戦)
第6部 津波のあとで(福島原発事故の余波―人災と脱原発;市民たち―新たなる社会の胎動;津波のあとで―復興へと歩む人々)

著者等紹介

ピリング,デイヴィッド[ピリング,デイヴィッド] [Pilling,David]
“フィナンシャル・タイムズ”紙(FT)のアフリカ編集長。2002年1月から08年8月まで同紙の東京支局長を務める。ケンブリッジ大学卒業。1990年よりFT紙記者。チリ、アルゼンチン特派員、製薬・バイオ関連産業担当、東京支局長、アジア編集長などをへて現職。アジアに関するコラムで、The Society of Publishers in Asia Award、英Editorial Intelligence Comment Awardなど受賞歴多数

仲達志[ナカタツシ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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James Hayashi

30
短い滞日で言葉を覚え、政治経済社会を学び語り出す能力は見事である。右でも左でもなく中庸な論旨で好感が持てる。少子高齢化は日本がリードしているが世界的傾向である。考え方によるが、ネガティブに捉える必要はない。蓮舫氏が“一番でなければダメですか”との発言で叩かれたが、今後一番を狙える産業は更に限られてくるだろう。その他の分野は敢えて狙わなくてもいいのだ。それが未来の日本の生きる道では?色々な視点を与えてくれた良書。2020/07/06

きみー

6
するすると読むことができました。今まであまり深く考えてこなかった日本の全体像に対して、分かりやすく考えをまとめる手助けをしてくらる、そんな本でした。各章で事実をまとめ筆者の意見を述べるのではなく、あくまでその問題に直面している人、問題を考えている人に話を聞くスタイルであるため、読みやすく感じたのだと思います。2017/05/05

Isamash

5
元ファイナルシャル・タイムズ紙東京支局長ディヴィッド・ピリンク氏の著作下巻。有名無名を問わず数多くの日本人の生の声は、興味深かった。東條英機の孫の東條由布子氏、芸術家の草間彌生氏等、取材を避けられてきた有名人?も含む。彼女等に代表される歴史修正主義や女性差別に関する記述は出色。あと不勉強かも知れないが自分が知らなかった事実、さっぽろ雪まつりで雪像を自衛隊の隊員が製作を行なっていることや、第一次政権下で安倍首相が教育基本法の教育の目的を記した第一条から「個人の価値をたっとび」を削除したことにも言及していた。2021/05/31

Yoshiyuki Kobuna

4
外国人が取材を重ねてまとめあげた現代日本の姿。一読して面白いとは思うが、著者は結局のところ英国人らしいな英国人だなという印象。2018/03/16

くらーく

4
下巻は、日本も他国とそんな変わらないという視点かな。以前のような高度成長で世界の目を引くような事は無いけど、世界第3位の経済大国だし、それなりに存在感はあるし。ただ、地政学的に中国という大国がある東アジアでどうしていくか、今後に期待ってところかな。 事実と多くの人の意見(左右に偏らず)を元に書かれていて、過去を振り返り、今後の行き方を考えるには良い本だなと思った。 また、外からの日本の見方を伺うのにも参考になる。ただ、少子高齢化が進んで、ダイナミックさに欠けるのは実感するな。本当に再起出来るのかねえ。2017/09/30

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