出版社内容情報
南京脱出を目の前にした皇太子一行は最強の敵、梁興甫に襲われる。盗賊団・白龍掛の力を借りて逃げるも、そこに別の敵の影が……
【目次】
内容説明
南京からの脱出をはかる皇太子・朱瞻基一行の前に宿敵・梁興甫が現れた。朱瞻基の命を狙う彼の強大な力の前に、呉定縁でさえもなすすべなく打ち倒されてしまう。しかし、朱瞻基と于謙による決死の作戦で辛くも逃げおおせることに成功。一行は淮河から北京へと続く大運河を遡上するため、港湾都市・揚州へ向かうことに。だがそこには朱瞻基の暗殺を画策した汪極の影があり…。窮地に次ぐ窮地が待ち受ける、緊迫の第二弾。
著者等紹介
馬伯庸[マーボーヨン]
作家。人民文学賞散文賞、朱自清散文賞、茅盾新人賞、駿馬賞受賞。その作品は「五・四運動以来の歴史的文学創作の系譜」に沿っていると評価され、「歴史的可能性小説」の探求に力を注いでいる
齊藤正高[サイトウマサタカ]
翻訳家
泊功[トマリコウ]
函館工業高等専門学校一般系教授、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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akky本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ののたま
16
どうしても展開が読めてしまう節はあるが、面白い。▼話が面白いだけでなく、ところどころに出てくる国家観は作者の知識の豊かさを伺える。エンタメと歴史もののバランスがちょうど良い。2026/04/14
numno1
10
南京を脱出した主人公一行だが即北京に行けるはずもなく、船を探すために滞在した淮安という都市で反乱の一派と相対する、という2巻目です。呉定縁や蘇荊渓の過去もある程度明かされて来て興味深くなってきました。太子はあんまり成長しない感じですが、もうちょっとしたら化けるのかな。2026/04/17
sanosano
8
もう誰を信じてよいのやらピンチの連続で常に絶体絶命中!2026/08/07
elf51@禅-NEKOMETAL
7
京に戻るべく,下級官吏と女性医師,地方の役人が進むわけだが,強力な敵が出てきてピンチの連続。過去の名詩,故事を引いて語られるが,詳しく知らないので邪魔にも感じるが慣れれば場面展開が良く,どんどん読んでいける。戦いを斬り抜けた情景,心情が色を使ってうまく表されており,これは新鮮で筆力を感じる文章だ。ex.「黄褐色の葦が揺れる中に,蒼い緑の真菰と狗尾草が見え,ところどころに紅蓼におおわれている。」「草の香が濛々たる蒸気とまざって鼻孔をくすぐり,一夜の奮闘で疲労した心に一時の安らぎを与えた」など。第3巻へ。2026/07/27
killeerqueen3
6
2巻も文句なしに面白い。呉定縁と病仏敵の因縁、太子を次々と襲うピンチ、蘇荊渓の過去など今回も山場がたくさんあるにも関わらず、破綻せずに話を盛り上げるその筆力は見事。孔十八のキャラも魅力的だった。終盤の太子とのやり取りは泣きそうになるほど。早く3巻を読みたい。2026/04/13
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