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出版社内容情報
史上最強の貴族、爆誕。
「――また貴族に産まれてしまったんだが……」
旧華族・銀条家の落ちこぼれだった銀条余一はある日、現実世界から消え去り――目覚めたら田舎貴族に転生していた!
家柄に執着していた前世の両親と異なり、貴族として正しい在り方を貫く今の両親に愛情を注がれた結果、今度は立派な貴族になることを決意。さらに、史上初の四重奏――通常は一つである魔力の源・【魔核】を四つ備え、膨大な魔力量を誇る規格外の存在だと判明! 大貴族の令嬢から気に入られたり、国を救う英雄と期待されたりと領地を超えて活躍し始めて――!
”高貴たる者の責務”を果たす王道ファンタジー、開幕!
内容説明
「―また貴族に産まれてしまったんだが!?」旧華族・銀条家の落ちこぼれだった銀条余一はある日、現実世界から消え去り―目覚めたら田舎貴族に転生していた!家柄に執着していた前世の両親と異なり、貴族として正しい在り方を貫く今の両親に愛情を注がれた結果、今度は立派な貴族になることを決意。さらに余一は、通常は一つである魔力の源“魔核”を四つ備え膨大な魔力量を誇る規格外の存在だと判明!大貴族の令嬢から気に入られたり、国を救う英雄と期待されたりと領地を超えて活躍し始めて―!“高貴たる者の責務”を果たす王道ファンタジー、開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
29
旧華族の落ちこぼれで父から失望された主人公が、ある日現実世界から消え去り、目覚めたら田舎貴族ドラグオン男爵のルシウスとして転生するファンタジー。貴族として正しい在り方を貫く今の両親に愛情を注がれて育ち、史上初の魔核を四つ備えた膨大な魔力を誇ることが判明し、立派な貴族になることを志すルシウス。才能を自覚して王位を目指すシュトラウス侯爵家の娘オリビアにライバル視されながら、焦りから先走った彼女を窮地から救ったりもして、お互い刺激しあえるいい関係になりそうな二人が、これからどんな物語を紡いでいくのか楽しみです。2024/03/20
真白優樹
8
旧華族の家のおちこぼれである青年がある日突然、異世界の男爵家の長男として転生し始まる物語。―――愛を受けて、心が向いて。真なる義務感は目を覚ます。 高貴なるものの義務、というものに初めての親からの愛情の中で目覚めていく物語であり、王道チックなファンタジーが心に正道な面白さを齎してくれる物語である。 まだまだ始まったばかりの新たな人生。今は未だ無双への一歩を踏み出したばかりの青年は、何処まで進めるのか。そして厄介な少女に見込まれた事は、いつか何かに影響したりするのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2024/03/22
なぎ
7
旧華族の生まれでありながら落ちこぼれの烙印をおされていた余一は目覚めたら異世界の田舎貴族に転生していて···。転生後も貴族というしがらみにうんざりしつつも、両親に愛情を注がれて、ヒロイン・オリビアの覚悟に感化されて少しずつ貴族としての本来の責務に気付いていく様子が丁寧に描かれていました。オリビアの行き当たりばったりの行動にイラッとしましたが、そもそも幼い子にそこまで責任を感じさせる環境が悪いんだよね。ルシウスが無双過ぎるので逆に弱さを抱えながらも頑張るヒロインの方を応援したくなった。2024/04/03
尚侍
7
異世界転生物であっても俺tueeee一辺倒ではなく主人公にもそこそこ苦労してもらうという話の筋はよかったのですが、全体的にちぐはぐな感じが否めませんでした。主人公が得た能力の割には大きくなってからの教育環境が整わず力を発揮しきれなかったり、タイトルから連想される話の筋と実際の主人公の動きがどうにもかみ合わず、悪くはないんだけどかゆいところに手が届かないようななんとも微妙な読後感でした。主人公の動きにもやや戸惑いが感じられたように思うので、もう少しわかりやすく俺tueeee的な展開の方が個人的には好みです。2024/04/02
ローリー
6
異世界もの王道といった趣の今作。異世界から貧乏貴族家に転生してきて、父は剣の達人、メイドは一人で主人公になぜか忌避感を持っている。体は子供でも意識は大人、幼児期から魔法の訓練をして、あり得ないほど魔力量は膨大。国には大きな貴族家が四家あって、主人公の家の所属貴族家はちょっと劣勢。貴族家のお嬢様に好かれてて…等など、これはモロ「無職転生」じゃないの?これ大丈夫?と思ったのですが、あとがきで本人も「無職転生」に触れているので大丈夫なんでしょうね。主人公達が竜やらグリフィンやらテイムして終了。続きは出るのかな?2024/04/03
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