出版社内容情報
産業の民営化を目指し株式を配ったロシア政府。金儲けのため株を買い集める二人の男が同じく株を狙うマフィアと対峙することに!
【目次】
内容説明
チェコ人投資家のペトルがアメリカ人投資家のジョンに持ってきた儲け話。それは、ソ連崩壊直後のロシアで国営エネルギー企業の株を買い占めるというもの。成功すれば国家予算並みの富が手に入るという。二人は現金でぱんぱんのスーツケースを手に、シベリアを駆け回る。マフィアや新興財閥の妨害をかわして競売会場に到着するため、犬ぞりや戦車、果ては爆撃機で強行突破するが…。実話をもとにした痛快なサスペンス!
著者等紹介
ヘイヴン,ジョシュ[ヘイヴン,ジョシュ] [Haven,Josh]
作家。デビュー以前は美術評論家や、天体物理学者として活躍。ジョシュ・ヘイヴン名義では犯罪小説としてFake Money,Blue Smoke(2022)を執筆。他の著作に、J・H・ゲラーンター名義でHold Fast(2021)に始まる歴史海洋冒険小説シリーズがある
渡辺義久[ワタナベヨシヒサ]
1973年生、パデュー大学卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふる3
3
94年、銀行業務に疲れたアメリカ人がたまたま儲けたチェコ人と出会う。共産主義が崩壊したロシアが国民に配る証券を安く買えれば大儲けできると言う。命を賭けてロシアを駆け巡る。 めっちゃ面白かった。実話を元にしてるとは信じがたい。日本ではあまり話題になってないようだがAmazonのレビューではアメリカのもイギリスのも評価は高く読んでる人多い。株で儲ける+新政治体制+マフィアだの怖い人たいとの対決2026/03/15
プリットのり
2
ソ連崩壊時の混乱期に大儲けを狙ってヤバい取引に手を出す2人組。その中で様々なピンチが…。ハリウッドなんかで映画化されそうなドキドキ展開。痛快エンターテイメント小説を読みたい方にお勧め!2026/02/15
Fingol
1
こんな面白そうな表紙を見たら手に取ってしまうだろう。本書が実話に基づいているとは、事実は小説より奇なりとは良く言ったものだ。大富豪になるべく、二人の男がソ連崩壊後の混乱期を、文字通り駆け巡る物語。戦車や暗殺、何度も請求される列車料金が出てくるのがロシアらしい。ロシアを舞台にすると、何故こうも緊迫感が出るのだろうか。面白いぞー2026/03/13
中尾湧一
0
ソ連という米国の最大のライバルだった国が「崩壊」した後にここまで大きなゴタゴタが起きるとは想像ができなかったです。冷戦終結直後という大波乱の時代。ロシア政府、新興財閥、軍隊(の成れの果て)が相手の、 投資家コンビの大立ち回りをご覧あれ!2026/03/16
simonnozaki
0
ミッション・インポッシブルを小説にしたような作品だった。スリリングで予測不能な展開の随所に、アクの強いユーモアが差し込まれる。「なんてことだ」の訳が特に好き。ただし、この作品の面白さは、そういうったフィクショナルな展開が実話に基づいている点にある。シベリアへ乗り物を乗り継ぎ、なんとか目的地に到着する。そこで、オークション会場に向かおうとすると、道の真ん中に避けて通れない戦車がいる...真実と創作が見極められない、際どい筋書きに単なるエンタメと割り切れない深みを感じる。2026/03/10




