出版社内容情報
ニック・ハーカウェイ[ハーカウェイ ニック]
著・文・その他
黒原 敏行[クロハラ トシユキ]
翻訳
内容説明
1939年、イギリス。女性徒イーディーは、政府直属の秘密組織“サイエンス2”に加わった。祖国に迫りつつある数々の危機と闘うため、スパイとしての特訓を受けた彼女に与えられた使命―それは英領インドにある藩王国の王シェム・シェム・ツィエンの陰謀を阻止することだった。しかし、軍服に身を包み、宮廷に足を踏み入れた彼女を待っていたのは、想像を絶する光景だった!疾風怒涛の勢いで突き進むスパイ・スリラー。
著者等紹介
ハーカウェイ,ニック[ハーカウェイ,ニック] [Harkaway,Nick]
1972年、イギリス、コーンウォール生まれ。ケンブリッジ大学で社会学と政治学を専攻。2008年に『世界が終わってしまったあとの世界で』(ハヤカワ文庫)でデビュー。様々なジャンル・フィクションの要素を織り込んだ独特の作風が高く評価される。妻子とロンドン在住
黒原敏行[クロハラトシユキ]
1957年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちゅんさん
28
中巻になってようやく大きな流れを掴むもそこで何が起きてるかはわからず終始やきもき。はじめに下巻まで買ってしまった自分を呪いながらも逆転満塁ホームランを期待し最終巻へ進む。頼むぞ、面白くなってくれ!2019/01/28
Cresson
12
現代のジョー視点と、元スパイのイーディの回想が中心。回想部分は読んでいて少しダルかったが、ジョーの祖母であるフランキーが登場してからは面白くなった。科学者であるフランキーが作ったとんでもない兵器のせいで、孫のジョーが大変な事になっているのが皮肉。2019/01/09
ゆーぼー
10
中巻の終わり頃になって、ようやくストーリーの本流が垣間見えてきた。 この作者は、読者をどこまで遠回りさせるんだろう(怒)2019/01/28
MatsumotoShuji
5
時代はさかのぼってうら若き女スパイと巨大な要塞列車が登場。このあたりは面白い。でも際限なく話は広がる。さあそろそろ広げた風呂敷を畳みましょう、というところで最終巻へ。2019/07/23
てっちゃん
3
ジョー、イーディ、フランキーの関係が明らかになって、ようやくストーリーに入り込めるようになってきた。下巻に期待 2019/01/19
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