発達障害の悩みに答える一問一答

宮尾 益知【著】/オーク発達サポート【協力】

河出書房新社（2020/12発売）

• サイズ 46判／ページ数 192p／高さ 19cm
• 商品コード 9784309249841
• NDC分類 378
• Cコード C0047

出版社内容情報

幼時から成人して就職や結婚まで、発達障害を抱えた時に直面するあらゆるケースに第一人者が一問一答形式でこたえる入門書の決定版。

目次

第１章　幼児期～学童期の悩みや疑問（健診で「言葉の遅さ」を指摘されましたが、どういうことでしょうか。；体の発達が遅いのは、どこかおかしいの？　ほか）
第２章　思春期と二次障害にまつわる悩みや疑問（何事もすぐに決められない我が子。“決める”練習というのはありますか。；思春期にさしかかった娘が、最近体調不良を訴えることが増えてきました。どうサポートしたらいいですか。　ほか）
第３章　就職や職場にまつわる悩みや疑問（発達障害があるけれど、得意が生かせる仕事に就きたい。；同時に複数のことをするのが苦手。就職してやっていけるか不安です。　ほか）
第４章　恋愛や結婚、夫婦の問題にまつわる悩みや疑問（愛情表現がうまくできません。このまま異性と恋愛できないのでは…？；交際しても「相手に嫌われてしまうのでは」と不安です。　ほか）
付章　ひとりで抱え込まないために（発達障害のある息子のことをどこに相談すればいいですか？；発達障害のある子どものことを気楽に話せる場所がほしい。）

著者等紹介

宮尾益知［ミヤオマストモ］
東京生まれ。徳島大学医学部卒業、東京大学医学部小児科、自治医科大学小児科学教室、ハーバード大学神経科、国立成育医療研究センターこころの診療部発達心理科などを経て、２０１４年にどんぐり発達クリニックを開院。専門は発達行動小児科学、小児精神神経学、神経生理学。発達障害の臨床経験が豊富（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kur96]

生活の中で違和感があること、持っている不安にも応じ、発達障碍にまつわる対応策が開設されていた。 社会生活をする中で、該当するコとかにたいしても、これをもとにして、ケアしてあげれたらいいし、自分にあてはまることもあるので、活用していきたい。

2021/09/12

[oritako]

どんぐり発達クリニックの宮尾先生。発達障害の診断がついているケースだけでなく、生活の中で違和感がある場合の不安にも答えるとあり、一つ一つのQ&Aに気づきと安心がある。「予習」と「復習」はシンプルなアドバイスだが、かなり有効。また、大学教授の母と娘の事例は印象的。母はADHDの薬を服用するものの仕事ができなくなったと・・・・。

2021/06/18

[まちゃん]

私向けではなかった。

2022/09/25

[タカ]

AS（アスペルガー）やADHD、は臨床で目にすることは多いが、生活の中で何に困っていて、親はどう感じているかなどはあまり知らなかった。 自分の価値観で物事を見るだけでなく、特性を知り、それを踏まえた関わりをすることで自分の気持ちにも余裕ができ、相手に強要しない関わりにつながると感じた。

2022/01/06

[ゆうあゆ]

端的でわかりやすい。思春期こじらせないように読み返したい。そしてカサンドラ。

2021/08/15