ハヤカワ文庫NV<br> 深夜プラス〈1〉 (新訳版)

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ハヤカワ文庫NV
深夜プラス〈1〉 (新訳版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150413835
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

敵の追撃をかわして、タイムリミットまで突っ走れ。冒険小説の名作が装いも新たに登場

内容説明

腕利きドライバーのケインが受けた仕事は、ごくシンプルな依頼だった。大西洋岸からフランスとスイスを車で縦断し、一人の男をリヒテンシュタインまで送り届けるのだ。だが行く手には、男を追うフランス警察、そして謎の敵が放った名うてのガンマンたちが立ちはだかる。次々と迫る困難を切り抜けて、タイムリミットまでに目的地へ到着できるか?プロフェッショナルたちの意地と矜持を描いた名作冒険小説が最新訳で登場。

著者等紹介

ライアル,ギャビン[ライアル,ギャビン] [Lyall,Gavin]
1932年英国バーミンガム生まれ。1951年から53年までは英国空軍に従軍。退役後、ケンブリッジ大学で英語学の学位を取得し、以後ジャーナリストとして活動した。1961年に『ちがった空』で作家デビュー。『もっとも危険なゲーム』(1963年)、『深夜プラス1』(1965年)など冒険小説の傑作を次々と発表。1996年には英国推理作家協会の会長をつとめる。2003年死去

鈴木恵[スズキメグミ]
早稲田大学第一文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

255
銃の煙、酒の匂い。漂ってくるような作品。任務は一見簡単そうだ。ある老人を国境を越えて時間までに目的地に連れていけ。登場する護衛も殺し屋も情報屋も戦時中にはスパイやレジスタンスだった曲者ばかり。彼らの過去の関係も物語に影響しており、ページに記された世界の背後に歴史の重みを感じてしまうのだ。absintheは思慮深く行動し、出たとこ勝負が少ない作品が好みだがこれはその意味でもストライク。2020/04/01

chiru

91
元英国諜報工作員ケインと凄腕ガンマンのハーヴェイ。2人の使命は24時1分までに男を目的地まで運ぶこと。『トランスポーター』的な敵の追撃をかわす逃走劇。“守り守られる者”の間に『レオン』のような絆はないけど、本書の魅力はケインの持つ美学につきると思う。自分の選択を誰にもゆだねない。命と引き替えにしても信念を貫く。自分が自分であり続けるために。余計な感傷のないストイックな生き様に心を揺り動かされる。ラストの“贈りもの”は衝撃でしたが、二人の友情とかっこよさは間違いなく一級品です。 ★4.52019/09/04

k5

65
四月の雨のカフェ・ドゥマゴで始まる物語。主人公のルイス・ケインは元レジスタンスの支援をしていたイギリス人。ロードノベルで昔の恋人や海千山千の老将軍と出会うなど、ベッタベタだがそれが最高という一作です。面白いのはサルトルが盛んに喧嘩していたような時代背景で、ルイスの関心事はあくまで、自分がどう生きるかというアイデンティティの問題ということですね。ところで記憶の中では相棒のハーヴェイは傷ついたアル中だったのですが、いま読むとただのアル中ですね。2024/04/07

くたくた

58
ファンの多い名著を新訳で。やや軽い文章だが、軽妙な会話と小洒落た表現が小気味良い。旧訳も読んでみたい。鉄の肺とか若い人分からないかも?最後のハーヴィーへの仕打ちなど、少し理屈っぽい所もあるが、ケインがいい男だ!彼女の所に戻って幸せになってほしいと切に思う。1960年代、要塞がボタン一つで破壊出来る時代になっても大戦時のレジスタンスの戦い方を引きずる男達。結局利用されて殺し合いをさせられて、苦い思いを噛みしめながらも、呪縛からは逃れられない。この不器用さと諦観と、情のあつさにこっちも胸が熱くなるよ。2018/06/09

ken_sakura

57
とても面白かった。物語の雰囲気、語り口、最初から最後までずっと愉しかった。第二次世界大戦から15年後4月のパリ。主人公は呑んだ方が快調なドライバーのルイス・ケイン。元特殊作戦執行部員、コードネームはキャントン。組むのはアル中、呑むと役立たずになるガンマン、ハーヴィー・ラヴェル。弁護士アンリの依頼で富豪マガンハルトと秘書ヘレンをフランスからリヒテンシュタインへ運ぶ物語。息をつかせぬ。男の子から元男の子までみんなが好きになりそうな、もう言うことなしでした♪( ´▽`)薦めて頂いたおもしろ本棚の先生先輩に感謝2018/02/09

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