内容説明
ヴィクターの研究所の所在地を知ったデュカリオンは、彼の野望を阻む手がかりを探すため、その中に潜入した。一方ヴィクターは、謎めいた電話を受ける。電話をした人物は、廃棄物処理場で復活したと語り、彼の墓を処理場に用意したという。やがてヴィクターは研究所の危機を察知し、何者かの陰謀を疑いつつ避難する。だがその行く手には、デュカリオンや刑事のカースンとマイクルたちが待ち受けていた。決戦の時、迫る。
著者等紹介
クーンツ，ディーン［クーンツ，ディーン］［Ｋｏｏｎｔｚ，Ｄｅａｎ］
１９４５年ペンシルヴェニア州に生まれる。子供のころから小説を書き始め、大学を卒業後、教師をしながら小説家をめざした。１９６８年、長篇第一作となるＳＦ、Ｓｔａｒ Ｑｕｅｓｔを出版。以後、ＳＦ、ゴシック・ロマンス、サスペンス小説などをさまざまなペンネームで次々と書き上げた。サイコ・サスペンスの『ウィスパーズ』（１９８０年）とモダンホラー『ファントム』（１９８３年）で人気作家の地位を築いた
奥村章子［オクムラアキコ］
青山学院大学文学部英米文学科卒、英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuna Ioki☆
38
1605-36-36 シリーズ作品フェス№3 面白かったので約1200ページを3日で読み終えました(*´∀｀)まさに悪は滅びないを地でいくエンターテイメント。とても映画チックな展開とラストでした（笑）他の作品も読んでみるかな。2017/05/22
GaGa
33
まあ、ねえ……何と言うかねえ……そう映画化が決まっているそうで、それはそれでいいと思うわけで、ハリウッドで上手にやれば、面白くはなくてもそれなりに派手なものにはなるであろうし。まあ、それはそれでいい。（大きく息を吸って、吐いて、それから）これほどの肩透かし久しぶり！カメレオ～ン！（涙）2011/10/17
マーブル
15
設定、登場するキャラクターともに魅力的だ。それに比べて旧人種側のエピソードが弱いのが残念。ザコキャラでもいいので、その能力や魅力を発揮する盛り上がった場面があれば満足感も上がるというものなのだが。いくつも挿しこまれる最終対決を盛り上げるには不要ではないかと思われる描写に戸惑いながら、決戦の舞台を描き切るのに残された頁数に不安を覚え、そして・・・。『対決』というタイトルを真に受けない方がいい。期待は裏切られる。続巻の邦訳はされないのか。2024/01/13
りこ
15
面白かったけど最後は詰め込み過ぎて、アッサリした気が…(汗)デュカリオンの見せ場があんまり無いのが不満。エリカ５とジョッコのラストは微笑ましかったが、この終わり方ならまだ続けられそう。2016/01/30
Alex
13
あららといううちに終わってしまいました。一体主役は誰だったのか。デュカリオンがもっとばったばったと人造人間を倒すシーンがあるかと思ったらそうでもなく、エリカと小人のジョッコの場面がかなり多かったり、ヴィクターの最期が随分情けなかったり...それでもクーンツは好きなので、まあ面白かったです。４と５はあちらでは評判が余りよろしくないので、翻訳出ないのかも？2013/03/03
